2014年12月08日

千駄ヶ谷の隠れ家ビストロ「北参道ラ・カーヴ」でグリル料理を堪能しつつワインを愉しむ


北参道というエリアは明治通りの千駄ヶ谷から渋谷に向かった界隈ですが,
今までは東京人にもあまり馴染みが無く、地下鉄副都心線が開通して
駅が出来たことで漸く日が当たるようになりました。

この辺りは、もともとJR千駄ヶ谷から徒歩でアクセスするしかなかったため、
よそ者があまり来ないということで、界隈に住むファッション業界人や
マスコミ関係者が集うお洒落な店が点在しておりました。


今回、私の帰京の日程に合わせて、ワイン友の行きつけの店で
ワイン会をやることになり、この「北参道 ラカーヴ」さんに
お邪魔してきました。

1階がワインバーの「アトリエ・レ・カイユ」という店で、
もう3年ほど前にできたようですが,このラカーヴは同じオーナーで
1年ほど前にできたとのこと。

1階のワインバー入り口の脇にある、ちょっと見つけにくい
細い階段を下りていくと、そこには照明を抑えたクールな内装
ビストロがありました。

1階の間口からは想像の付かないほどの広い空間で、
控え目の音量でジャズが流れています。

ちょうど我々の席がオーディオセットの脇だったので、
通されてまず目に入ったのが、真空管アンプとJBLのスピーカーでした。


これだけでも評価はバッチリです。
爺は、実はかつてミュージシャンの端くれだったこともあり、
今でもオーディオマニアです。

離れたところにはアイランド式のカウンターがあって、
その真ん中あたりに2箇所ほどは暖炉でしょうか、小さな炎が
立ち上っています、

後で聞くと、それは最近インテリア業界で流行している
エタノールバーナー」というユニット暖炉で、
配管などが不要で簡単に設置できる設備のため
採用する店舗が増えているようです。

照明を落とした空間にゆらゆらと揺らめく炎・・なかなか
幻想的で落ち着きます。


さて、こちらのお店は併設されたセラーから在庫のワインを
自分で選んでくるシステムになっています。
また、ワインの持込もOKです。(持込料は@1500円)


                        <店内・セラーはこんな感じ>

IMG_4051.JPG


料理のセレクトは仲間の常連さんにお任せしました。

まずは、友人の持ち込んだシャンパーニュ・パスカルドケのロゼで乾杯。

IMG_4048.JPG


ロゼと言ってもグリと表現してもいいくらいの淡い色です。
味わいはすっきりとしてクリアながら余韻はしっかりしています。

これに合わせる前菜の盛り合わせ

IMG_4053.JPG

どれもちゃんと手がかけられていて美味しいです。

続いて、ホタテと山芋
山芋のしゃきしゃきした歯ざわりが、ホタテの甘味とマッチして
絶妙な食感です。

IMG_4055.JPG


次に、きのこのスフレ
トリュフの香りが絶妙で美味しい。

IMG_4057.JPG


合わせる白は、先日JSAの試験に合格したばかりの後輩が
お店のセラーから選んで来ました。
香りが高くてとても卵料理に合います。

ゲヴェルツほど香りが強くないものの、香りの中に
甘いトロピカルフルーツのニュアンスがあって
味わいにはややスパイスと苦味が感じられたので、

ヴィオニエかと思ったら、アルザス、マルク・テンペの
ピノ・ブラン100%でした。

まんまとしてやられましたが、なかなかのセレクトです。

IMG_4060.JPG


牡蠣のパイ包みチャウダー

パイが牡蠣の旨味と香りを閉じ込めてくれて、
チャウダーもパイ生地も滋味深く美味しいです。

IMG_4063.JPG


ここで、合わせる白はブルゴーニュ・マコネ地区の
ヴィレ・クレッセです。

先ほどのピノプランとは全く違う方向性の「良く出来たシャルドネ」です。

IMG_4065.JPG


そしていよいよ当店のスペシャリテ、カナル(かも)のロースト
これはビジュアルもなかなかですが、お味や食感も素晴らしいです。

IMG_4067.JPG


仲間の持ち込んだヴォーヌロマネ2009、作り手はジャン・グリボ、

お決まりではありますが、やはりカナルにはピノノワールが最高に合います。

IMG_4066.JPG


最後のメインは、山形牛のランプ肉のグリルだったんですが、
素晴らしいビジュアルにすっかり盛り上がってしまい写真を撮り忘れました(汗)。
これも美味しかったです。

それに合わせて、私が持ち込んだイタリア・トスカーナの「ルチェンテ2008

IMG_4069.JPG


トップキュベの「ルーチェ」よりも早飲みが可能で万人受けする味わいが、
私の大好きなワインです。

こちらのお店は肉のグリルが得意と聞いていたので、ちょっと邪道かと
思ったんですが、絶対に肉に合うものを持ってきた次第です。
予想通りパッチリ合いました。

この後は、チーズやらナッツやらいろいろとってダラダラしましたが、
ワインの締めはこちら、クローズ・エルミタージュ2011
(作り手は、ドメーヌ・デ・ザントルフォ)。

何となくシラーが飲みたくなったので、お店のセラーから選んでみました。

IMG_4072.JPG


こちらのお店、料理が美味しいうえに、セラーの品揃えが良くて、とても気に入りました。

コストパフォーマンスは、これだけ飲んで食べて、だいたい
@7000円くらいでしたから、まずまずかと思います。

場所柄お忍びデートにも使えるし、普通のワイン会にも使え、
使い勝手がよさそうです。
飲み会の場所の設営に悩んだら、是非使ってみていただければと思います。



〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-27-4 小林ビル B1F
TEL 03-6447-4356



 ※ブログランキングに参加しています。
  この記事が役に立った、と思ったら
  下のバナーを”ポチッ”と押していただけると
  嬉しいです。1日1回押すだけで1票入ります。宜しくお願いします。

   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

  にほんブログ村

posted by 煩悩爺 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

半蔵門「オー・プロヴァンソー」フレンチビストロ名店の味とホスピタリティを堪能


久しぶりにお邪魔してきました。

初めてお邪魔した時の感激は小プログにも記事を載せてありますが、
その後何度かお邪魔して以来1年以上ご無沙汰しておりました。

                            <お店の外観>

IMG_3931.JPG


爺は福岡に転勤して以来、基本月に1度のペースで東京に戻っていますが、
だいたい土曜に戻って日曜午後には福岡に帰るパターンのため、
なかなか行きたい店にもご無沙汰してしまいがちです。

こちらは、伝統的なフレンチをベースにしながら軽やかかつ繊細な味わいの
料理を楽しむことが出来るので、東京に戻った際には行きたい店のうちの一つです。

オーナーシェフの中野氏が、「南フランスのリゾートにいるように
リラックスしていただきたい」とのコンセプトからつけられた店名通りに、
今回もとてもリラックスしながら素晴らしい料理を楽しむことが出来ました。

最近買った料理本に載っていたこちらの中野シェフの「ビーフシチュー」の
レシピを作ってみたこともあって、ここのところ無性に行きたいモードになっていました。

そして実現した今回の訪問でも、期待を裏切らない素晴らしい料理を堪能できました。


アラカルトで取るよりも、いろいろと楽しめるコースがリーズナブルなので
迷わずコースをセレクトします。

コースはメニューの中からそれぞれ前菜、魚料理、肉料理をセレクトしていく
プリフィクススタイルなのですが、メニューリストには、わかりやすくて
美味しそうな料理名がたくさん並んでいるので、眺めているとあれもこれも
全部食べたくなってしまいます(笑)。


まずは、こちらのハウスシャンパーニュであるローランペリエをグラスで
いただきながらメニューを選びます。。

すっきりとしていながら味わい深い泡を楽しみます。


料理スタートのアミューズは「カリフラワーのムース仕立てスープ
(確かこんな名前)でした。

シャンパーニュに合います。


IMG_3934.JPG


前菜は「オマール海老と芋セロリのムース,オマール海老のコンソメゼリー
お皿も美しい絵画を見るようです。フレンチはビジュアルも芸術的ですよね。


IMG_3937.JPG


そして、これに合う白ワインをグラスでお願いしたところ、ソムリエ氏は
サボワ地方の地ブドウ「シャケーレ」を勧めてくれました。

酸もシャープで結構強く、ソーヴィニヨンブランとリースリングの中間的な味わいです。
シャケーレを飲むのは初めてでしたが、スッキリとしていながら軽いわけでもなく、
ミネラル感がしっかりしていて、オマールなどの甲殻類には絶妙に合います


IMG_3938.JPG


続いて魚料理は「舌平目のグラタン“貴婦人仕立て”
当店のスペシャリテだけあって、舌平目が舌の上でとろけます

これは素晴らしい味わいです。さすがです。


IMG_3940.JPG


肉料理は「阿智黒毛和牛特選部位のロースト 赤ワインソース」です。
これも素晴らしい。まず火入れが絶妙です。

そして素材にそっと寄り添う赤ワインソースがまた絶品です。


IMG_3944.JPG


写真を撮り忘れましたが、こちらに合う赤ワインを進めてもらって、
ラングドックのシラー主体ブレンドを合わせました。
VdPながら味わい深く、牛にはとてもよく合います。

おかわりは、南ローヌのグルナッシュを。

こちらのお店は、グラスワインの種類が多くて少人数で行った時でも
ボトルをとらずにいろいろなワインが楽しめるうえ、どれもグラスワインながら
品質が高いので満足度も高いです。


正統派フレンチの例に漏れず、食後にはチーズが運ばれてきますので
残ったワインでチーズを楽しみます。


IMG_3947.JPG


もうお腹はいっぱいでしたが、デザートは好物のモンブランが出てきたのでとりあえず何とか平らげました。
はちきれそうでした。
このモンブランも、一味違います。美味しいです。

IMG_3949.JPG


久しぶりに訪れましたが、相変わらずのクオリティの高さを楽しませていただきました。
ソムリエをはじめ、ホールスタッフの皆さんのサービスもつかず離れずの
適度な距離感でとても心地よいものです。

コストはそこそこ張りますが(@1.5万程度)、それに見合うだけの
素晴らしい時間を過ごすことのできるお店です。

何かのハレの日などに訪れてみては如何でしょうか。


〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-9
TEL:03-3239-0818
定休日:日曜日




 ※ブログランキングに参加しています。
  この記事が役に立った、と思ったら
  下のバナーを”ポチッ”と押していただけると
  嬉しいです。1日1回押すだけで1票入ります。宜しくお願いします。

   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

  にほんブログ村

posted by 煩悩爺 at 00:12| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする