2015年01月04日

福岡・薬院の住宅街にひっそりと佇む隠れ家風水炊き料亭「一木庵」


皆様 明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします。

本年も引き続き、ワイン関連や東京、福岡を中心に美味いものをユルいペースで
まったりとレポートして行きます。


さて昨年暮れの話題で恐縮ですが、今回は福岡市内の住宅街にひっそりと佇む
お洒落系の水炊き割烹の話題です。


日本中が「忘年会」という免罪符とともに罪悪感なく連日酒席に興じる12月、
我々サラリーマンも夜な夜ないろいろな店に繰り出していたのでした。

そんな酒浸りの日々が続く中、時々ご一緒させていただいている先輩から
綺麗どころを誘ってシャレオツ系な店に行こう」と声がかかったのでした。

シャレオツ」・・・むむむ、なんと懐かしい響き・・その先輩も私も同世代で
若かりし頃、バブル期にお洒落系のことをひっくり返してシャレオツと
言ったりしたものでした。

そんな、私の中では完全に忘れ去られていた言葉を数十年ぶりに聞いて、
新鮮な驚きを感じたものです。若い人は聞いてもわからないですよね。


そして先輩がセッティングしてくれたシャレオツな店が、
こちら「一木庵(いちぼくあん)」です。


最近福岡市内で先進的な人たちが集う地域として有名な「薬院(やくいん)
という界隈で、住宅街のど真ん中にポツンとあります。

住所は「白金」です。
「シャレオツ」な場所は、住所もそれなりなんですね・笑。


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入口はこんな感じです。


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古民家を改造して一軒家の料亭にしたそうで、入口を入ると、
玄関から続く廊下の両側に小ぶりな部屋が並んでいます。
昔の家の造りって確かにこんな感じでしたよね。

我々、綺麗どころ女子2名を含めた4人は、四畳半のお部屋に案内されました。
昔は四畳半の部屋をときどき見かけましたが、今はあまり見なくなりましたよね。


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部屋の中心にちゃぶ台チックなテーブルが置かれており、
4人がテーブルを囲むとほとんど部屋はいっぱいになります。
部屋の窓からはお庭も見えます。


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この非日常的な空間はなかなかのものです。

お部屋に入った時点で既に水炊きの用意がされており、
各自グラスのシャンパーニュをオーダーして宴が始まりました。


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こちらのお店はメニューが「水炊きコース(5600円)」のみなので、
あとはどんなお酒を飲むかということになります。
(なお、豚しゃぶの裏メニューもあるとのことです)

ま、とりあえずは泡、シャンパーニュでスタートですね
(シャンパーニュの銘柄を聞き忘れてしまいましたが・・・)


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上品なサイズで程好い味つけの先付けが数種類供され、
それらを泡で愉しんだ後に水炊き用のスープを出してくれます。
滋味深い味です。


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ちょうど1杯目の泡がなくなったので、ワインリストを拝見。
日本酒がメインの店にしてはまずまずの品揃えの中から、
プチシャブリを選択しました。

味わいは軽めなので、水炊きのようなあっさりした味わいの料理には
普通のシヤブリよりも合うと思います。


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水炊きは、ちゃぶ台の脇で仲居さんが手際よく作って
盛り付けてくれますので、我々は何もする必要も無く
会話に興じられるのが嬉しいところ。

このコースは酒飲みにとっては量的には適度でしょう。
野菜もしっかり入っていますがガッツリサイズではないので、
お腹は苦しくなりません。


楽しく食べながら会話に興じているうちに〆の雑炊になりました。
これがまた絶品です。私にとっては、水炊きで出てきた鶏肉よりも
雑炊の凝縮した味わいの方が印象的でした。


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さて、食事が終わると別室のバーカウンターに誘導されて、
そちらでデザートとコーヒーが供されます。

勿論、もう少しお酒が飲みたければそちらのカウンターで
引き続き飲み続けることも可能です。


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この部屋は照明が抑えられ、静かにジャズが流れていて、
居心地良いのを通り越してやや怪しげな雰囲気です。

お忍びデートで連れてきた女子を口説くんだったら、
この空間は最高の舞台かと思います(笑)。

これで、単価はだいたい1万円弱です。

世の中にはまだまだ知らない良いスポットがあるものですね。

なお、冒頭で先輩が使った「シャレオツ」なる言葉、
どうにも気になって今回同行してもらった綺麗系女子2人(20代)に聞いたら、
「シャレオツ?・・全然普通に使いますよ!このお店、シャレオツな店ですよね。」
とあっさり言われてしまいました・笑。

言葉は変化していくものですが、リバイバルというのもあるんですね。
こんなことにも小さな驚きを感じた夜でした。



福岡県福岡市中央区白金1-6-24

092-531-1046
(完全予約制なので、予約をお忘れなく)

※場所はかなりわかり辛いので、タクシーの運転手さんに住所を渡して
 行ってもらうことをお勧めします



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posted by 煩悩爺 at 08:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 博多・ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする