2015年07月13日

元麻布「エクアトゥール」で絶品料理とファインワインを堪能

”天国に一番近いレストラン” 「エクアトゥール」でのワイン会記録(その3)


ほぼ1年半ぶりにお邪魔してきました。

こちらはなかなか予約が取れないことで有名ですが、
たまたま予約を持っていた友人が都合が悪くなって譲ってもらったため
お邪魔することが出来ました。


前回は、シャンパーニュの伝説的な造り手アラン・ロベールの作品
「トラディション1986マグナム」を味わう会で、「深い森の中を彷徨うような」
体験をしました。→ 詳細はこちら
今回は特にテーマは無く、「皆で飲みたいちょっといいワイン」を持ち寄ろうと
いうことにしていました。

もう何度もお邪魔しているにも拘らず、相変わらずわかりにくい場所にあります。
マンションの二階の普通のドアの脇に小さく屋号が出ているだけです。


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しかし、扉を開けるとその先は別世界です。
今回も「非日常」を味わわせてくれました。

スターターの泡は、ジャック・セロス イニシァル
こいつで乾杯。

セロスの造るシャンパーニュの中では最も廉価版(?)ですが、
トーストや蜂蜜、吟醸香といった複雑で素晴らしいアロマで、
序盤からノックアウトされました。

デゴルジュマンは2012年で既に3年経っており、
十分飲み頃かと予想していた通りの恍惚感のある味わいでした。


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アミューズ オクラと雲丹とアオサのジュレ、冬瓜、ホタテ、隠し味は青ゆずの皮。
仄かに香るゆずの青臭さにセロスのアロマが絶妙に合います。


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2本目は、アルザス・グランクリュ2007 ワイン名は控えそびれましたが、
珍しい混醸もので造り手は有名なマルセル・ダイス。

このワインはあえて甘味を残す作り方をしており、合わせる食事は若干難しいのですが
シェフに事前に持込ワインを伝えていたからか、バッチリの料理が出てきました。


             ハモとオマール海老、オマールの肝ソース


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ハモとオマール海老という、和と洋の食材の代表選手を合わせて、
甘味と苦味の残る濃厚な肝のソースに浸したものですが、
これが甘味のあるアルザス白と絶妙なマリアージュでした。


こちらにお邪魔するたびに、食材の組み合わせの妙を堪能させてもらうのですが、
この日も組み合わせの素晴らしさは冴え渡っていました。
和の食材でも、洋風の調理法で和食とは違った魅力を引き出すところが凄いです。


次のお皿は「アワビと鴨ナスにホースラディッシュを添えて
残念ながら写真を撮るのを失念してしまいました。

3本目の白は、ピュリニーモンラッシュ1er、2009 造り手はロッシュドペレール

上品な樽香がかかった、すっきりとしたシャルドネにアワビの旨味がとても引き立ちます。


次は魚でしたが、赤ワインに進みます。
4本目は、カルフォルニアのピノノワール。

全然知らない造り手で、同席した友人夫妻(相当なワイン通)が、
ナパにいった際に気に入って買って来たものだそう。

小さなワイナリーのものなので、日本には入ってきていないようです。
ちょうど飲み頃とのことで持ち込んでくれました。


           穴子とアマダイのグリル


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これがまた絶妙な火入れで、アマダイの皮のパリパリ感が絶妙でした。
濃厚なソースなので、赤ワインにもしっかりと合います。

メインは、ルーアン鴨のロースト、フォンドボーと赤ワインのソース
これはまた火の通り方が素晴らしいです。


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これに合わせる5本目の赤は、レ・フォール・ド・ラトゥール2001


ボルドー5大シャトーの中でもトップを争う名門Ch. ラトゥールのセカンドですが、
2001年くらいのヴィンテージ(といっても14年経っていますが)だったら、
レフォールの方がこなれているだろう、ということで持ってきてくれたものです。

サーブされたグラスから立ち上る馥郁とした香り・・・ゴージャスです。
最近ボルドーワインを飲む機会がめっきり減ってしまいましたが、
たまに飲むと美味しい! 
やはり王者の風格があります。

とくに格付けシャトーのような名門は、香りも味わいも絢爛豪華です。

しかし、このレフォールもまだまだそのポテンシャルを開花させるには
些か早かったように感じました。
14年経っていてもまだ少し堅いというか、若いというか・・・

しばらく放置していたらだんだん開いてきましたが、
まだあと10年くらい寝かせた方が良かったかも、なんて
持ち込んたオーナーは話していました。
でも、私にとっては十分素晴らしいワインでした。

素晴らしいワインと素晴らしい料理を十二分に愉しんだ後で、
デザートと共に愉しむ6本目の〆泡は、エグリ・ウーリエGCミレジメ2004。


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これも素晴らしいシャンパーニュです。
フランスで最も権威のあるワイン雑誌から
最高評価3つ星を獲得した8社の中に入っている造り手です。

また、その中で大手メゾンではないRM(自社畑で採れたぶどうを使う小規模生産者)では、
ジャックセロスと共に2社しか入ってません。
それだけフランス国内でも評価が高い生産者で、私も大好きな造り手です。


デサートはメモし忘れたのですが、相変わらず何とも言えず美味しいデザートてした。

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さて、このエクアトゥールさんは、7−9月の間はお休みになります。
その間フランスに行ったり、この期間限定のイタリアンのお店もやるとのことです。




東京と港区元麻布3−6−34
(予約はウェブサイトから、のみとなっています) 



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posted by 煩悩爺 at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする