2013年07月25日

東京土山人 目黒川のほとりの隠れ家で絶品蕎麦を味わう至福


蕎麦好き関東人をも唸らせる関西の蕎麦匠 


随分前に一度、この店のランチの話をブログに書きましたが、
最近はしょっちゅう夜飲みに行っていますので、今回は夜の話を。 

「♪ 蕎麦は関東、うどんは関西。」 

蕎麦屋といえば、先日火事で焼けてしまった神田やぶ蕎麦、松屋、
一茶庵系と自分の中では相場が決まっていたのですが、このお店に
出会ってから、既成概念が崩れ去りました。 

こちらの本店は神戸の芦屋にあり、関西では数店の店舗展開をしている
とのことで、東京は池尻大橋と中目黒の中間地点の目黒川沿いにあります。 

何でこんな不便なところをわざわざ選んだのかよくわかりませんが、
不便であればあるほど、通の物好きしか来ないので、自然と店側が
客を選別できるという利点があるように思います。 

しかし、このお店はいったいどこから人が来るのかと思うほどいつも
混み合っていますし、

夜は予約がないとほぼ入れません。
先日も、ちょうど私が到着した時に
予約が無くて断られたうら若き女子二人組がいたので、思わず
「一緒に飲みませんか」と声をかけそうになったくらい(笑)。 

ランチだと蕎麦を一品食べて終わりですが、夜は蕎麦の前にいろいろな
“つまみ”が食べられるのがいいです。

また、通常のお蕎麦屋さんと違って、日本酒や焼酎だけで無くワイン
置いてあるのが有り難いところ。
それも、そこそこ蕎麦に合いそうな銘柄が10数種類おいてあります

残念ながら、持込が出来ないのが痛いですが、お店でそろえているワインを
飲んでもそれなりに満足します。 
泡も、シャンパーニュだけでなく、リーズナブルなクレマンドブルゴーニュが
置いてあるので、あまりコストを心配せずに注文することができます。 

先日お邪魔した時は、暑い日だったので暑気払いを兼ねてワイン仲間と、
ワインと名物の「冷かけすだち蕎麦」のマリアージュを楽しむ目的で訪れました。 

この日のメンバーは、私以外全員なぜか「日本酒利き酒師」の資格も
持っているという変な集団でしたが、私の我侭でワインと合わせてもらいました。 

ま、正直なところ日本蕎麦には日本酒の方が合ったりすることも多いのですが(笑) 

スタートは「クレマンドブルゴーニュ」。 

土山人クレマン.JPG

突き出しが「稚鮎の山椒煮」。 
ふんわりと山椒の香りが漂い、新鮮な鮎の爽やかな味わいとほのかな苦味の
感じられる逸品。

土山人稚鮎.JPG

突き出しを味わうと、その店の実力が何となくわかりますよね。 
クレマンも微かに苦味が感じられる味わいなので、マリアージュ的には絶妙です。 

次にほたてとアスパラのかき揚げてんぷら。 
塩でいただきます。

土山人てんぷら.JPG

個人的には、てんぷらとスパークリングワインの組み合わせはとても好きなので、
バッチリです。
クレマンは2本目に突入です。 

その後だらだらと数品のつまみを味わいつつ、ワインはシャブリに移ります。 
そしていよいよ、〆に冷かけすだち蕎麦をオーダー。 

まずはこのビジュアルを楽しみ、次にだし汁を味わいます。 
ベースはかつおで、関東風のような醤油ベースではない、あくまで関西風の
つゆです。
見た目からは酸味が強そうな味を想像するのですが、
すだちは香り付けの役割が強く、酸味はあくまでアクセント程度に使われています

土山人すだちそば1.JPG

ですから、すだちのスライスはある程度時間が経ったら、全部引き上げるのが
コツです。でないと、今度は皮の苦味がだし汁に移ってしまうので。 

このだし汁、ごくごく飲めそうなほどの薄味に仕上げていながら、しっかり
コクがあって滋味深い味わいです。 

お蕎麦は適度にコシがあって歯応えもよく、かみ締めるとそばの実の香りが
ふわっと感じられる打ち方です。 

このつゆと蕎麦の絶妙なコンビネーションは素晴らしいものです。 
このお蕎麦を食べている時は無口になって、ワインもあまり飲まずに一気に
平らげる人が多いように感じます。ちなみに私も同じく・・・。 

お蕎麦を食べ終わる頃に、蕎麦湯と醤油ベースのつゆが運ばれてきて、
最後にだし汁と蕎麦湯にちょろっと醤油のつゆを垂らして飲むと、これがまた
至福の味わいです。 

ちなみに、すだちそばにはシャブリもよく合います。
シャブリのミネラル感豊かな味わいと酸味が、すだちの酸味やだしと
うまくマリアージュしています。・・・ああ幸せです。


そうこうしているうちにも、お店にはひっきりなしに予約無しのお客さんが
入ってきている気配で、一部の人たちは、折角来たので諦めずに外で待っている、
という状況・・。 

江戸っ子には昔から「蕎麦屋に長居は粋でない」という言い伝えもあるので、
我々はさっさと切り上げて次の場所(ワインの飲める場所・・この界隈には結構
あります)に移ったのでした。 

ご興味のある方は是非訪れてみてください。 
それから、もし行かれる際には予約されることをお勧めします。

  東京土山人

  東京都目黒区青葉台3-19-8 
   TEL:03-6427-7759



 ※ブログランキングに参加しています。
  この記事が役に立った、と思ったら
  下のバナーを”ポチッ”と押していただけると
  嬉しいです。押すだけで結構です。

   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

  にほんブログ村




posted by 煩悩爺 at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。