2013年12月31日

MWセレクトの極上ワイン会@綱町三井倶楽部


MW(マスターオブワイン)セレクトのワインと伝統的フレンチのマリアージュの妙

もう1ヶ月ほど前の話になってしまいましたが、
しばらくぶりに綱町三井倶楽部でワイン会を開催しました。 

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前回は昨年の初夏だったので、あっという間に1年半ほど経っていました。 

こちらは、三田のイタリア大使館の前に位置する、かつての
三井財閥が大正時代に迎賓館として建造した施設で、
いまだに広大な日本庭園を持ち、都会のど真ん中の別世界です。 

今年は夏から秋にかけて、今年のJSA試験組の人たちと一緒に
テイスティングの練習会をやっていたので、お互い試験の後に
お疲れ様会をやりましょう、という話になったのが今回の企画の
始まりでした。 

それでは、ただ何となく開催するのもつまらないと思ったので、
先日知り合ったBB&Rロンドン本社のマスターオブワイン(MW)に
ワインのセレクトのアドバイスをお願いできないかと考え、
BB&R日本支社を通して相談したところ、本当にアドバイスを
いただくことが出来ました。 

ワイン選定についての経緯は以下の通りです。 

@ メニューについて、内容詳細(食材・使用している調味料や
 ソースのベース)を綱町三井倶楽部のシニアソムリエS氏に
 確認してもらい、まずS氏と私で料理各皿に合わせたワインに
 ついての基本品種・産地のだいたいの方向性を打ち合わせて決定 

A メニュー内容詳細を私が英訳して、S氏と決めた品種・産地の
 アイデアと共にBB&R日本支店に打診。 

B BB&R日本支店で、リクエストの範囲に入るワインで在庫が
 あるものを数種類ずつピックアップして、メニューの英文詳細と共に
 在ロンドンのマーク・パードゥMW、サイモン・フィールドMW両氏
 送付して、セレクトを依頼。 

C サイモン・フィールドMWから最終セレクトの返信があって最終決定。 

このようなプロセスを経て、料理に合わせたワインが決定したので、
早く味わってみたくて当日が楽しみでした。 

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当日集まっていただいたのは、私のワイン関連の取り合いばかり30数名。

いつもワインをご一緒する友人たちに、計画を話したところ、あっという間に
30人以上の参加希望者が集まってしまい、あまり話しを広げられませんでした(汗)。 

料理とワインの組み合わせは以下のようなものでした。 

1.Welcome and Starter Champagne 
 Champagne R&L Legras, Blanc de Blancs
 

・サイモン・フィールドMW推奨で、先日エペルネ訪問の際にもお世話になった
メゾンのものです。
すっきりとしていながら芯が強く、アペリティフとしても楽しめるうえに
一皿目の「脂ののったカツオ」にも合いました。 


2.戻りガツオのカルパッチョ
  
 Champagne R&L Legras, Blanc de Blancs と共に
  
 2011 Berrys' Meursault, Guyot-Javillier
 
・BB&Rのムルソーはしっかりしたボディを持ちつつ、合わせられる料理も
非常に幅が広い秀逸なワインだと思います。
この組み合わせも、その上品な樽のニュアンスが、カルパッチョにかかっている
ソースに含まれるガーリックの香りと素晴らしいマリアージュです。 

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3.人参のオレンジ風味ポタージュ 
 2009 Puligny Montrachet, Les Chalumeaux 1er Cru, 
 Maison Roche de Bellene

・若々しいピュリニの柑橘系のアロマが、ポタージュスープのオレンジの香りと
絶妙にマッチしていました。 

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.クラブケーキ 
 2008 Pommard, Clos des Epéneaux, 1er Cru, 
 Domaine Comte Arman
 
・ここで、魚貝なのですが赤が出てきます。
コントアルマンのクロデゼプノーは、男性的と評されることが多いポマールにしては、
とてもエレガントなワインで、コロモの部分のカリッとした食感とベシャメルソースに
とても合っていました。  

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5.仔牛ヒレ肉のソテー ザンガラ風 
 Rhône 2007 St Joseph Rouge, Le Paradis St Pierre, 
 Domaine Coursodon 

・今回、牛ヒレのソテーに合わせたのは、北ローヌ・サンジョセフのシラー。
この作り手のクルソドンも、サイモン・フィールドMW推奨で、シラーのイメージが
覆るようなエレガントなワインでした。
ソースのベースであるマデイラ酒の香りとシラーのややスパイシーなアロマが
絶妙なコンビネーションでした。この組み合わせも素晴らしかったです。
(写真を撮り忘れました・・) 


6. デザート盛り合わせ 
 1996 Ch. Guiraud, Sauternes

・素晴らしい貴腐ワインは日ごろの疲れを癒してくれます。
ディナーの締めくくりは、デザートと極上の貴腐でした。 

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以上、食事もワインもとても楽しむことが出来ました。 
ワインセレクトは、”みごと!”といったところでした。

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さすが、世界で僅か300人しかいないワイン業界の最高峰MWの実力を
あらためて体感することが出来ました。

いつの日か、私自身もこうやって皆を唸らせるような素晴らしいワインを
すらすらと選べるようになりたいものです。

研鑽あるのみですね・・。


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posted by 煩悩爺 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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