2014年06月09日

佐賀・唐津の名店寿司屋「やすけ」で玄界灘の海の幸と地酒に陶酔


福岡に転勤となって漸く2ヶ月が経ちました。


その間、慣れない仕事と初めての一人暮らしで戸惑うことばかりの
博多単身生活ですが、刺激を楽しめているとも言える状態なので、
まあ良しとしましょう。


そんな中、四国・徳島にいるワイン関係の友人夫妻から、
唐津に遊びに行くから一緒に行かない?」との嬉しいお誘いがあって、
行って参りました。


唐津は福岡県の隣・佐賀県の都市で、福岡空港から延びる
地下鉄空港線で乗り換えずにそのままアクセスできます。
途中、路線はJRに変わりますが私の家のある博多駅からは
各駅停車で1時間20分ほどです。


駅前はこんな感じ

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関東以東の方にとってはそもそも「唐津とは? what?
という疑問がまず生まれることでしょう。


唐津とは、その昔、秀吉の朝鮮出兵の際(1592〜98)に前線基地となった場所です。

秀吉はこの地の少し北に「名護屋城」という
当時大阪城に次ぐ規模の城を築き、自らもこちらに滞在して
前線の兵に指示していたそうです。

また、時を近代に移すと北部九州で石炭産業が栄えた明治時代、
多くの企業家・投資家が居住し金融の拠点としても重要な土地だった、
とのことで歴史的な重要度でも大宰府や福岡と並ぶ都市です。

(お恥ずかしながら、私はそのようなことは知りませんでした・汗)


旧唐津銀行本店 (重要文化財)
(当時の面影を残す建物、唐津出身の建築家で
東京駅や日銀本館を設計した辰野金吾氏の作)


_MG_0456.JPG


さて、地下鉄での道すがらガイド本でそんなことを学びながら
唐津へと向かいました。

前日から唐津入りしていた友人夫妻と宿泊先ホテルで落ち合い、
市内を少し散策してから昼12時の予約で今回の主目的である
唐津駅前の寿司屋「やすけ」に向かいます。

地方都市の常で唐津市も年々人口は減少しているようで、
駅前に立派なアーケード街があるものの土曜というのに
半分の店が閉まっていました。

店に入るとゆったりとしたカウンター、ショーケースの中に
整然と並べられたネタ、そして壁際には数々の焼き物の器が
並んでいます。

この雰囲気だけで十分名店の佇まいを感じます。


_MG_0490.JPG




飲み物は残念ながらワインは置いておらず、ビールと日本酒で楽しむ
ことにしました。

次回は、お店に問い合わせた上で泡を持参しようと思います。


料理は、とりあえず「おまかせ」コース(料理5品と寿司6カン・5300円)
をお願いしました。


まずは、先付けの「スズキのポン酢和え
美味しいです。


_MG_0483.jpg


続いて「季節野菜の煮物」。

これは素晴らしい。通常、私は野菜フリークではないのですが、
この煮物は野菜それぞれに違った仕事がしてあって、
全体ではなんともいえない絶妙なハーモニーを醸し出しています。


_MG_0486.JPG


お造り

福岡に来てから、刺身の歯ごたえに感激することが多くて嬉しいのですが、
これも例に漏れずスズキ、イシダイ、あまり聞いたことのない貝
(名前聞いたけど忘れてしまいました)の歯ごたえが印象的でした。

また、タコやイカが今まで関東で食べつけてきたものと全然違います。
イカもたこも鮮度を感じる食感です。


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お酒は常温でお願いしました。
唐津焼の酒器で供されます。

銘柄は唐津の地元で造っている「太閤」の純米酒。
ほのかに甘味を感じるすっきりした味わいの日本酒でした。
勿論魚介には相性バッチリです。


_MG_0492.JPG


イシダイの頭の煮付け

これも絶妙な味付けの出汁で炊いてあります。
薄めの味付けなのですが、かといって物足りなさは無く
奥の深い味わいで堪能しました。


_MG_0494.JPG


「てんぷら」
さくりと揚がっていて勿論美味しいです。


_MG_0496.JPG


いよいよ「寿司」

奇をてらうことなく正統派の握りでした。
小ぶりでしっかりと握ってあるのですが、口に入れると
寿司飯がはらりと広がる感覚があって
一個ずつ口の中が幸福感に満たされます。


_MG_0497.JPG


いやー美味しかった。
唐津は福岡からも近いので、近々リピートすることを心に決めて
お店を後にしたのでした。

バスも出ていて、帰りは電車ではなくバスで帰ってみました。
唐津のバスターミナルから福岡の天神までノンストップで1時間少々でした。

福岡に遊びに来られる方はちょっと足を伸ばして
行かれてみてはいかがでしょうか。

(我々がお邪魔した時もお隣に座っていた紳士3人組の方々は、
大将との会話から関東からの旅行者で何度も来ている常連さんのようでした)


唐津「やすけ」

佐賀県唐津市紺屋町1681

0955-72-4366



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posted by 煩悩爺 at 06:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 旅行記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めてコメントします。

建築家辰野金吾さんの作品で、
福岡にっとてもきれいな建築物がありますよ。

旧日本生命の九州支社です。
場所は天神です。
中州に行く途中、那珂川のほとりにあります。

唐津の銀行とまた雰囲気が違っていて、
金吾式の赤煉瓦と漆喰の白がきれいで、豪華です。

中に入ることができます。

記事と関係ないことに反応してしまった、
煩悩爺さんとお食事をした女性より。
Posted by 月明かり at 2015年01月07日 20:58
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