2018年04月30日

ロシア料理の老舗ロゴスキーで味わうジョージアワインと絶品ロシア料理

      〜 久しぶりにお店・グルメ情報をお届けします。 〜


爺は先日、日本ソムリエ協会主催のジョージアワインセミナーのイベントに参加して
大橋幸一MWの講義を受けて以来、ジョージアワインをちゃんと味わってみたいと
思っていたところ、漸くその機会がありましたのでご報告します。


昨今、来日外国人観光客で賑わう銀座四丁目交差点からほど近い銀座メルサビルの上に、
かつて渋谷の桜丘にあった1951年創業ロシア料理「ロゴスキー」が引っ越した
との情報を聞き、またそこでジョージアワインが飲めるとのことだったので行って来ました。


かつてはグルジアと呼ばれていたジョージアは、ソビエト連邦内の国の一つで、
ウクライナ、コーカサス地方の豊かな農業中心の国です。
ちょうど黒海とカスピ海に挟まれた地域で、コーカサス山脈の南端に位置します。

ロゴスキーもウクライナ料理が中心のロシア料理店なので、ジョージアワインの
種類は豊富です。

         店内の風景(天井のステンドグラスがなんともレトロで綺麗です)

内装.jpg


実は渋谷のあの界隈の小学校に通っていた私は、親や祖父に連れられて、
桜丘のとあるビルの上にあった同店によく通ったものでした。

もう40年以上前のことで、当時はお客さんも白人系の男性が多く、
ロシア人と思しき格好いいスーツ姿の外人さんが数人で個室に入って行くのを
よく目にしました。

当時はちょうど米ソ冷戦下の時代でしたので、あとでいろいろ聞いて、
あの格好いいロシア人たちは多分KGBのスパイ達だったのかなどと
思いを馳せたりもしました。


そして時代を現代に移すと、ロゴスキーはその後渋谷東急プラザの上のレストランフロアで
営業していましたが、東急プラザも渋谷再開発で閉館したので、現在は銀座に移って
営業を続けています。

という流れで、私にとっては5〜6年前に福岡に異動する前に渋谷東急プラザ店にお邪魔して以来
の訪問となりました。

場所を銀座に移しても店内はレトロな雰囲気が漂い、懐かしさが込み上げます。
店員さんもなんとなく見覚えのある方が数名。
メニューも以前からのものをそのまま使い続けていると見えて、「SHIBUYA」のロゴが嬉しいです。


屋号.jpg


ワインリストを見ると、フランスの著名銘柄が数種類ある以外はほぼ東欧より東の
マニアックなものばかり。
興奮します!


スパークリングワインのグラスの品揃えは2種類共に東欧、ロシア系。聞いたこともない銘柄です。
とりあえずジョージアのオールドトビリシというのを頼んでボトルも撮らせてもらいました。

オールドトリビシ.jpg

香りは柑橘系でスッキリしてリンゴっぽいニュアンスもあります。
味わいは、やや辛口で柔らかな口当たり。

シャンパーニュのような主張の強さは無く、イタリアのアスティなどにちょっと近い
優しい印象のスパークリングワインでした。
泡の印象などから瓶内二次発酵ではなくシャルマ方式で作ったものではないかと思います。

さてお料理はコースを頼んだので、ロシア料理の王道が続きます。

まずは前菜の盛り合わせ
ニシンの酢漬けをはじめ、どのポーションもしっかり手がかけられていて、美味しいです。


前菜.jpg


ロシア風水餃子の「ペリメニ」です。
構成としては、小麦粉で作った皮の中に挽肉ベースの餡が入っているものを煮た料理なので、
餃子と全く同じなのですが、仕上げにバターで和えてあったり、と味わいは全く違います。

私はこれが子供の頃から大好きで、昔は際限なく食べていましたが、
この歳になるとさすがにこのくらいの量で充分です(笑)。


ペリメニ.jpg


2人でお邪魔したので、ここでもう赤ワインに移行し、ボトルでジョージアワインの銘酒の一つ
と言われる「TAMADA MUKUZANI」を注文。
ジョージア土着品種である「サペラヴィ」種100%の赤ワインです。

ムクザニ.jpg


グルジア文字(?)のエチケットが可愛いです。

ジョージアを含むコーカサス地方はブドウの発生地とされていて
世界最古のワイン産地として確認されているとのことです。
なんと8000年前からワインを造っていたことがわかっているそうですが、
想像もつかない長い歴史ですね。。。。。

色調は画像のとおり、深みのあるダークルビー。
香りは赤系果実と黒系果実の中間でフルーツのニュアンスが強いです。
2013年とまだ若いワインでしたが、既に複雑で少しキノコのような熟成香も出ていました。

味わいは、色合いよりもタンニンが柔らかくアタックもエレガント、果実味も豊かで
アルコール由来と思われる甘味もあり、誰が飲んでも美味しいと思える印象でした。

美味しいワインです。

続いての料理は、大好物のボルシチ
牛肉でだしを取るようです。

ボルシチ.jpg


つぼ焼き
中にはキノコとチキンのクリーム煮が入っていて、ドームを破ると何とも言えぬ
ふくよかな香りが上がってきます。

つぼ焼き.jpg



ビーフストロガノフ
牛肉をデミグラスソースと生クリームで煮込んだもので、これも私のソウルフードの一つです。


ビーフストロガノフ.jpg


              サーモンのパイ包み焼

パイ包み焼き.jpg


デザートまで来ると本当にお腹がいっぱいです。
品名は聞きそびれましたが、アイスクリームとゼリーで美味しかったです。

デザート.jpg


ラストは、定番のロシア紅茶
紅茶にイチゴジャムが入っていて、ほっとする甘さです。


ロシア紅茶.jpg



想定以上のジョージアワインとロシア料理のマッチングを楽しむことができました。
これで、コストはだいたい一人8000円位でした。
こういう老舗には、今後も伝統を守っていつまでも存続していただきたいものです。

皆さまも銀座に行かれる機会があれば、有名メゾンだけではなく、是非ロシア料理と
ジョージアワインも選択肢の一つに加えていただければ嬉しいです。

ワインを楽しむというと、どうしてもフレンチやイタリアン、スペイン料理に行きがちですが、
東欧やそのほかの国々にもワインに合う料理はたくさんあります。

私もまだまだ未体験の美味しいものがたくさんありますので、今後もチャレンジを続けていきたいと思います。



中央区銀座5−7−10 EXITMELSA(旧・名鉄メルサビル) 7階
03-6274-6670



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posted by 煩悩爺 at 18:55| Comment(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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