2012年11月10日

ヴィノ・ノヴェッロ2012(新酒)

CONTI ZECCA コンティ ツェッカ  「ヴィノ・ノヴェッロ・サレント 2012」  

 今年も収穫の秋を向かえ、早速新酒を楽しみました。 
日本ではフランス・ブルゴーニュ地方の新酒「ボージョレー・ヌーヴォー」が有名ですが、ヴィノ・ノヴェッロはイタリアの新酒のことを指します。(フランス語で「ヌーヴォー」がイタリア語では「ノヴェッロ」となります。)
 両国とも「ワイン法」で定められた決まりで、フランスのヌーヴォーは11月の第3木曜の午前0時から解禁。 
イタリアのノヴェッロは、昨年まで11月6日が解禁日だったのですが、今年は1週間早まって10月30日に解禁となりました。 

解禁日に会社の近所のワインショップに買いに走りました。 
ま、フランスのボージョレーヌーボーも最近は落ち着いているくらいなので、イタリアのノヴェッロを買うために行列するわけも無く、閑散とした店内に置いてあった7種類くらいのノヴェッロの中から3種類ほど買いこみました。 
そのうちの1本がこれ。 

IMG_1628.JPG

 イタリアのヴィノ・ノヴェッロが、フランスのボージョレ・ヌーヴォーと大きく違うのは、産地/地域に根ざした葡萄で造られるという点です。
北と南では使われる葡萄が全く違います。 
つまり、風味にはおのずと「その地域の特色」が現れるので、色々な味わいが楽しめます。 
このコンティ・ゼッカは、イタリア半島をブーツ型に例えるとちょうどかかとの部分に当たる「プーリア州」に位置します。
位置的にギリシャ、トルコ、アラブ、アルバニア。いろいろな人種が入り混ざり、独特の文化を生み出してきた場所です。

このサレント半島に昔から公爵家として門を構える「ゼッカ・ファミリー」。
500年にわたるワインの歴史を持ち、古くからフランスやイギリスとの貿易を行ってきた由緒ある造り手です。 
320ha以上という広大な自社畑のなかで収穫されたブドウのみを使用 し、南の地ならではの土着品種の魅力を最大限に生かした高品質のワインづくりを行っています。 
そんなワイナリーが造るノヴェッロは、あふれる果実味、フレッシュなスタイルに仕上がっていました。 
使用品種はネグロアマーロとマルヴァジア・ネーラという、地ブドウを使っています。 
ベリーやチェリーを想わせるフレッシュなアロマ、もぎたての果実がそのまま詰まった、南イタリア独特のふくよかな味わいです。 
赤ワインですが、ライトボディで飲みやすく野菜などとの相性も悪くありません。 
もちろん、お肉料理とは持ち前のフレッシュな果実味のお陰で抜群のマリアージュを楽しめます。 

ちなみに、ラベルの鳥 は、新酒の頃に毎年プーリア州に渡来するツグミをデザインしているとのこと。 
海を越えてようやく辿り着いたツグミが、この地の美しい秋の季節を喜んでいる姿を表現しているそうです。

イタリアワインのエチケットってなかなかロマンティックでよいですよね。 
毎年買っている「トスカーノ・ノヴェッロ」も美味しかったですが、このコンティ・ツェッカは、更に南で作られているので南イタリアの太陽の恵みをたっぷり受けた収穫の秋のイメージを楽しめました。 

産地 : イタリア、プーリア州、サレントIGT 
生産者 : コンティ・ツェッカ社  
品種 : ネグロ・アマーロ主体、マルヴァジア・ネーラ 
アルコール度 : 12〜13%



 ※ブログランキングに参加しています。
 この記事が役に立った、と思ったら
 下のバナーを”ポチッ”と押していただけると
 嬉しいです。押すだけで結構です。
   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

  にほんブログ村


posted by 煩悩爺 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月22日

タイ料理とワインのマリアージュ研究会




拙宅で「タイ料理とワインのマリアージュ研究会」を開催しました。 

IMG_8467.JPG

家内作のタイ料理と、参加者が選んで持ち寄ったワインを合わせてみるという試みでした。

結論としては、6人で8本空けて最後の方は味の感覚も麻痺しましたが、全体的な感想としては
「意外に合うワインもあるじゃん」というものでした。
特に新世界系はなかなか。・・食は奥が深いですね。 

 まずお出しした料理とワインは以下の通りです。 
 1.料理 
(1)ヤムウンセン(春雨のサラダ・辛) 
(2)ヤム・パクチー(パクチーのサラダ) 
(3)ソムタム(青パパイヤのサラダ・辛) 
(4)トムヤムクン(エビの辛酸スープ・辛) 
(5)カノムパン・ナークン(エビすり身のパンはさみ揚げ) 
(6)プー・パッポン・カリー(かにのカレー) 
 ※当家は2回タイ・バンコクに駐在していたこともあって
 家内はタイ料理一通り作れます。 

2.ワイン
@ Champagne BB&R UKC G.C Mailly NV(仏泡、PNメイン) 
A Pegasus Bay Bel Canto, Dry Riesling 2009 (NZ白) 
B Champagne Deutz Rose(仏泡ロゼ) 
C Domaine de l’Hortus “Classique Blanc” 2011 (仏白、ヴィオニエ中心ブレンド) 
D Cono Sur Casablanca Valley Gewurztraminer Reserva 2011 (チリ白) 
E Talley Chardonnay 2009 (米白・典型的なCAのCH) 
F Vie Di Romans Ciantons Rosato 2010 (伊、メルロ100%ロゼ) 
G Grandial Blanc de Blanc Sparkling Brut NV (仏泡、CH + シュナンブラン) 
 赤も用意していたものの、さすがに行き着けず・・

私はタイ料理にはビールがベストと思います。 
ホップの苦みと炭酸の刺激がタイ料理のクセ(甘・酸・辛)とオリエンタルな香りに合うためです。 
 私はビールが苦手なのですが、この辺りを引用して 
 @辛いものにはこってり系の白、それもやや甘口でクセのあるもの 
 A辛くないメニューで中華料理に近いものは酸味と甘み、パクチーなどの香草のクセのある香りに負けないよう、ロゼ(黒ブドウ果皮の渋み)、白であれば品種も少し苦みのあるヴィオニエやシュナンブランを使ったもの。
 主要品種は新世界のもの。 
 B肉を使った料理は辛くなくてもほぼ必ず唐辛子が入っているので、赤はパワフルなもの。例えば南イタリアの
 地ブドウのアリアーニコ、ネロダーヴォラ、フランスであればグルナッシュ、シラー。米国のジンファンデル。
 オーストラリア・シラーズ・・などスパイシーで少し甘味の感じられる品種

・・との仮説のもと実際に検証してみました。 

 あくまで私の印象と参加者の意見から「まずまずいける」と思われる組み合わせは以下の通りです。
(1)ヤムウンセン(春雨のサラダ・辛)  ワイン AC 
(2)ヤム・パクチー(パクチーのサラダ) ワイン @ABCD 
(3)ソムタム(青パパイヤのサラダ・辛) ワイン ACE 
(4)トムヤムクン(エビの辛酸スープ・辛) ワイン ABCF 
(5)カノムパン・ナークン(エビすり身のパンはさみ揚げ) ワイン@ACDF 
(6)プー・パッポン・カリー(かにのカレー) ワイン CDEF 

IMG_8477.JPG

 普段ボルドーやブルゴーニュなど比較的綺麗な味わいのワインを飲みつけているので、クセのあるタイ料理に
ワインは合わないのではないかと少々心配していましたが杞憂でした。なかなかいけます。 
ヴィオニエの苦みや香り、ゲヴェルツの果実味、またロゼの味わいにある果皮の渋みなどが、タイ料理特有の
香草と絶妙にマリアージュします。
NZのリースリングも良かったです。 
今回は赤ワインまで行きつけなかったので、「こってり赤」を試していないのですが、この感じだと
多分そこそこいけると思います。


 ---------------------------------------------

 ※ブログランキングに参加しています。
 この記事が役に立った、と思ったら
 下のバナーを”ポチッ”と押していただけると
 嬉しいです。押すだけで結構です。
   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

  にほんブログ村


posted by 煩悩爺 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月23日

ボジョレ・ヌーボー2011@青山GRACE

IMG_0907noubeau.gif

ボジョレ・ヌーボー解禁日の11月17日(木)夜、ワインスクールのクラスメートが働いている外苑前のフレンチレストラン「GRACE」で新酒祭りがあり、お邪魔してきました。
こちらは、以前表参道のブノワ(アランデュカス系フレンチ)でシェフをやっておられた蜂須賀さんのお店で、今までなかなか行く機会が無かったので今回ちょうどいい機会でした。

ボジョレの新酒だけでなく、日本のワイナリーの新酒も数種類出されていたのが、とても美味しくて印象的でした。
またボジョレのヌーボーは10種類くらい出されており作り手による味の違いも十分堪能できましたし、有名な「ルロワ」のヌーボーが昨年のものも出されており、今年のものとの比較試飲が出来たのも、年による味の差を感じることが出来て面白い体験でした。熟成が進んでいるだけあって、去年のものの方が美味しく感じられました。

そして、もうひとつの楽しみであったお料理。。。。
パーティ用の大皿に盛り付けられた一品一品が、手の込んだ味わいの深いもので、品数も多く充実していました。
鹿肉のラグーソースを使ったショートバスタが美味しかったな。さすがフレンチの名店といった印象でした。
今回は主役がワインの新酒でしたが、今度はじっくりお料理を楽しみにお邪魔したい店です。


  -------------------------------------------------

 ※ブログランキングに参加しています。
 この記事が役に立った、と思ったら
 下のバナーを”ポチッ”と押していただけると
 嬉しいです。押すだけで結構です。
   にほんブログ村 酒ブログ ワインへ

  にほんブログ村


posted by 煩悩爺 at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする