2014年12月01日

半蔵門「オー・プロヴァンソー」フレンチビストロ名店の味とホスピタリティを堪能


久しぶりにお邪魔してきました。

初めてお邪魔した時の感激は小プログにも記事を載せてありますが、
その後何度かお邪魔して以来1年以上ご無沙汰しておりました。

                            <お店の外観>

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爺は福岡に転勤して以来、基本月に1度のペースで東京に戻っていますが、
だいたい土曜に戻って日曜午後には福岡に帰るパターンのため、
なかなか行きたい店にもご無沙汰してしまいがちです。

こちらは、伝統的なフレンチをベースにしながら軽やかかつ繊細な味わいの
料理を楽しむことが出来るので、東京に戻った際には行きたい店のうちの一つです。

オーナーシェフの中野氏が、「南フランスのリゾートにいるように
リラックスしていただきたい」とのコンセプトからつけられた店名通りに、
今回もとてもリラックスしながら素晴らしい料理を楽しむことが出来ました。

最近買った料理本に載っていたこちらの中野シェフの「ビーフシチュー」の
レシピを作ってみたこともあって、ここのところ無性に行きたいモードになっていました。

そして実現した今回の訪問でも、期待を裏切らない素晴らしい料理を堪能できました。


アラカルトで取るよりも、いろいろと楽しめるコースがリーズナブルなので
迷わずコースをセレクトします。

コースはメニューの中からそれぞれ前菜、魚料理、肉料理をセレクトしていく
プリフィクススタイルなのですが、メニューリストには、わかりやすくて
美味しそうな料理名がたくさん並んでいるので、眺めているとあれもこれも
全部食べたくなってしまいます(笑)。


まずは、こちらのハウスシャンパーニュであるローランペリエをグラスで
いただきながらメニューを選びます。。

すっきりとしていながら味わい深い泡を楽しみます。


料理スタートのアミューズは「カリフラワーのムース仕立てスープ
(確かこんな名前)でした。

シャンパーニュに合います。


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前菜は「オマール海老と芋セロリのムース,オマール海老のコンソメゼリー
お皿も美しい絵画を見るようです。フレンチはビジュアルも芸術的ですよね。


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そして、これに合う白ワインをグラスでお願いしたところ、ソムリエ氏は
サボワ地方の地ブドウ「シャケーレ」を勧めてくれました。

酸もシャープで結構強く、ソーヴィニヨンブランとリースリングの中間的な味わいです。
シャケーレを飲むのは初めてでしたが、スッキリとしていながら軽いわけでもなく、
ミネラル感がしっかりしていて、オマールなどの甲殻類には絶妙に合います


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続いて魚料理は「舌平目のグラタン“貴婦人仕立て”
当店のスペシャリテだけあって、舌平目が舌の上でとろけます

これは素晴らしい味わいです。さすがです。


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肉料理は「阿智黒毛和牛特選部位のロースト 赤ワインソース」です。
これも素晴らしい。まず火入れが絶妙です。

そして素材にそっと寄り添う赤ワインソースがまた絶品です。


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写真を撮り忘れましたが、こちらに合う赤ワインを進めてもらって、
ラングドックのシラー主体ブレンドを合わせました。
VdPながら味わい深く、牛にはとてもよく合います。

おかわりは、南ローヌのグルナッシュを。

こちらのお店は、グラスワインの種類が多くて少人数で行った時でも
ボトルをとらずにいろいろなワインが楽しめるうえ、どれもグラスワインながら
品質が高いので満足度も高いです。


正統派フレンチの例に漏れず、食後にはチーズが運ばれてきますので
残ったワインでチーズを楽しみます。


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もうお腹はいっぱいでしたが、デザートは好物のモンブランが出てきたのでとりあえず何とか平らげました。
はちきれそうでした。
このモンブランも、一味違います。美味しいです。

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久しぶりに訪れましたが、相変わらずのクオリティの高さを楽しませていただきました。
ソムリエをはじめ、ホールスタッフの皆さんのサービスもつかず離れずの
適度な距離感でとても心地よいものです。

コストはそこそこ張りますが(@1.5万程度)、それに見合うだけの
素晴らしい時間を過ごすことのできるお店です。

何かのハレの日などに訪れてみては如何でしょうか。


〒102-0093 東京都千代田区平河町1-3-9
TEL:03-3239-0818
定休日:日曜日




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2014年09月08日

中目黒「エンリケ」 隠れ家スペインバルで絶品あさりご飯とベルデホを愉しむ


先日帰京した際にお邪魔してきました。


どうもこのエリア(渋谷から代官山、中目黒にかけて)は
昔から長くやっている老舗に加え、若者をターゲットにした店も多く、
系統的には外観・内装に凝っていて美女・イケメンの店員を揃え
料理の味付けは派手系・濃い目でパッと見人気の出そうなところが多い
(実際に食べログなどの得点も高かったりする)のですが、
噂を聞いて行ってみると、何となく食材があまり良くなかったり、
いわゆる「子供だまし」系の店だったりすることもあって、
料飲店のレベルは玉石混交の状態です。 


爺はたまたまこの辺りに自宅があって、近所の店に食事をしに行く際は、
つい本ブログでも紹介しているような昔から行きつけの店や
ラーメンとか焼肉とかのB級グルメ系に行くことか多いので
新しい名店情報は知人から教えてもらってばかりなんです(汗)。


今回訪問したスペインバル「エンリケ」さんも、やはりワイン仲間から
教えてもらった店で、中目黒駅の南側の商店街・飲食店エリアから
少し離れた住宅街の中にぽつんとあります。


                             <外観はこんな感じです>

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看板がかかっていることくらいが普通の一軒家と違う部分で、
隠れ家感たっぷり。

カウンターが8席ほどあるので、お忍びデートにはぴったりです。
また、テーブル席は6〜8人くらい座れる場所が2箇所あるので、
小規模なワイン会などの会合にも使えそうです。

実際に爺がお邪魔した時も、スペイン系と見受けられる白人の皆さんが
入り口付近のスペースで宴会をやっていました。


お店に入った時の第一印象は、飲食店にとってかなり重要な要素ですが、
これだけで好印象ばっちりです。


偏見とかではなく、白人が集っている西欧料理店は、まず間違いないです。
我々日本人だって、海外の都市で美味しくない日本料理屋には入りませんからね。


さて、メニューとワインリストを拝見。

パッと見て全体的にお安いです。
だいたいのタバス系が500〜1000円程度、メインの料理も
せいぜい2000円以内です。


ワインは勿論スペイン産ばかり。
1本2000円台からあります。リストには30種類くらい
掲載されていたと思いますが、全体的にリーズナブルなものが多いです。


こちらのスペシャリテは、「バスク地方のあさりご飯」と伺っていたので
それをメインに、オーソドックスなタパスを数品頼むことにしました。

ワインは泡か白で迷いましたが、白の気分だったので魚介類に合いそうなものを物色。
スペインの土着品種で魚介に合いそうといえば、大西洋岸で出来る
アルバニーリョと中央カスティージャ州ルエダで出来るベルデホ種を
考えましたが、こちらのお店、嬉しいことにベルデホの品揃えが良く、
なんと同じルエダ産で4〜5種類オンリストしてあります。・

スペインワインの作り手まではあまり詳しくないので、カウンターの中に
おられた店主にフードのオーダーを言って相談したところ、
この「マルティンサンチョ」を勧められたので即決。


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早速開けてもらって飲んでみると、すっきり端麗で美味しい!
もともと、ベルデホという品種はシャルドネと比較されることが多いのですが、
シャルドネよりも香りがやや強めで芳しく、フルーティでボディはミディアム、
すっきりした辛口で食事に良く合います。


ちょっと辛口のぽってりした日本酒のような印象です。
きっとこれなら「あさりご飯」と合うんだろうなあ、というのが第一印象。

スペインという国は日本と同様米を食べるのですが、あさりご飯が
スペイン風「深川めし」ならこのベルデホは日本酒に当たるんでしょうね。


さて、ワインを愉しんでいるとタパスが供されて来ます。


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いわしのマリネ
これ、かなり美味しいです。


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続いて野菜のトマト煮
滋味深い味わいです。
野菜をこうやって美味しく炊き上げるお店は、だいたい
何を食べても素晴らしいものです。


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小エビのアヒージョ
つい、スペイン料理屋に行くと頼んでしまうメニュへの一つです。
店の実力かある程度わかりますよね。
こちらは勿論◎(素晴らしい二重丸)でした。


ここまでのオーソドックスなメニューに対して、ワインは
その味わいに巧く寄り添って食事をより楽しめるものにしてくれました。
ベルデホ・・ローカル品種ながらなかなか侮れない実力です。


そしてメインの「バスク風あさりご飯

一通りタパスが出終わった頃を見計らって、
「これから作り始めます。20〜20分かかります」
と声を掛けられました。期待も高まります。


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カウンター越しに作る過程を見ていたのですが、
ご飯(生米から)をあさりとニンニクでじっくり
炊き上げていくだけのシンプルな作り方でした。

出来上がりは、その通りたっぷりのあさりとニンニクの
入った山盛りのごはんの上にオリーブオイルがこれでもか、
という感じにかかっています。


食べてみると味わいはアサリのうまみがしっかりと感じられる
素晴らしいものでした。


しかし、半端じゃない量のニンニクを使っています。
翌日は休日だったので問題ありませんでしたが、平日だったら匂いを
ちょっと気にしてしまうかも、

・・でも、多分美味しい誘惑には勝てないでしょうね(笑)。
ほんと、このあさりご飯は一食の価値があると思います。


店主は職人気質の素朴な感じの方で、人柄が料理の味に
出ていたように感じました。とても好感が持てます。
サービススタッフのホスピタリティもちょうどいい塩梅です。


お支払いは、2人でワイン1本、ご紹介したタパスの他に
生ハムなどをとり、一人5000円程度でした。
素晴らしいコスパかと思います。


中目黒の駅から少し住宅街の中を歩いていく感じになりますので、
隠れ家的な感覚が強いお店です。
是非、気になっている娘さん(お姉さんでも可)を誘って
行ってみていただきたいと思います。


〒153-0051東京都目黒区上目黒2-10-4
03-3791-3023



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posted by 煩悩爺 at 00:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月22日

青山一丁目のイタリアン、カザーレ・デルパッチョコーネで、極上素材の料理と自社輸入のワインを堪能


先日帰京した時に久しぶりに食べたくなってお邪魔してきました。


昔からよくお邪魔しているイタリアントラットリアの

カザーレ・デル・パッチョコーネ」です。


元々は新潟に本社のあるレストランですが、青山地区に2店舗と

本場ローマにも出店しています。

先日お邪魔した際には、銀座にも近々お店を出すということを伺いました。


こちらの店を本ブログで取り上げるのは2度目となりますが、

お店のウリは、新潟を中心とした新鮮で上質な食材と

自社輸入しているワインです。



本社が新潟にあるからか、北陸・東北からの食材の良い仕入れルートが

あるらしく、あまり街では見かけないような野菜も使われています。


ワインは、ローマの事務所でセレクトしたものを自社輸入しているので

安くて質の高いものが揃っています。


いつもスターターでいただくのは決まってランブルスコ(発泡・赤)です。

そして、いつも写真を撮り忘れてしまいます(笑)。


こちらのランブルスコはかなり美味しい部類に入ると思います。

比較的安く手に入るワインですが、安いものだとちょっと

薬くさいものもあって、本当に美味しいものにはなかなか出会えないものです。

こちらのは果実味がしっかりしていてすっきりと飲みやすく、

それでいて味わいも深いので気に入っています。


さて、今回はワイン仲間5人でお邪魔しました.

前菜は定番の盛り合わせ。(これで3人前)

私は、この生ハムやサラミをつまみにランブルスコを飲むのがとても気に入っています。



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続いてお店のお勧めで、アスパラとポレンタのゴルゴンゾーラチーズ焼き

チーズのクセのある味わいがアスパラの青臭さとよくマッチします。

白ワインも、あまり聞いたことの無い名前の地ブドウを使った

少しアルコールの高めのものを勧めていただき、合わせてみました。

品種名をうっかりメモるのを失念してしまいましたが、ワインの少しクセ

のある味わいがゴルゴンゾーラのクセと見事に調和していて、

くいくい飲んでしまいました。



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次にピザ・ポモドーロ。トマトソースを使っていないトマトのシンプルなピザです。

トマトの甘さが印象的で、美味しいです。

ここから、赤ワインのアリアーニコを合わせます。

アリアーニコは、アルコールが高めで強いワインとのイメージが強いですが、

軽やかに造ってあるものもあります。

今回飲んだものはエレガントな軽さでピザとよく合いました。



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そしてどうしても食べたくなってしまうスパゲティ。これはアマトリチャーナですね。

ワインは、ブルネロ・ディ・モンタルチーノ

こちらの店のブルネロはかなり質の高いもので、私は毎回ほぼ必ず

注文している定番です。

しかも、お店でボトル6800円で出していますから、ブルネロの値段としても破格な値付けです。

ブルネロは街のワインショップでも大概5000円以上していることを考えると、

これだけの質のワインを街売りとほとんど変わらない値段で楽しめるのは

とても有り難いことです。



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さて、既にお腹はいっぱいなのですがメインも取りました。

メインは牛肉を取ることが多いのですが、今回は立派な真鯛が入っている

とのことだったのでローストしていただきました.

絶妙な火入れ加減で、お腹に詰めたハーブの香りが仄かに肉に移っており

とても美味しいです。



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デサートも取りましたが、またまた写真を撮り忘れてしまいました。

(酔っ払うと本当にダメですね・笑)


5人でこれだけ食べて、ワインはそこそこ良いものを4本取って、一人7000円程度ですから、

コスパはそこそこ良いと思います。


六本木通りの青山学院中等部前にある姉妹店(東京出店の一号店)はもっと交通アクセスが

悪いのですが、逆に隠れ家的な雰囲気もあってお忍び系の芸能人に遭遇する率も高いので、

ご興味のある方はそちらにも行ってみられたら如何でしょう。



トラットリア・カザーレ・デル・パッチョコーネ(青山一丁目)

東京都港区南青山1-11-25

03-6438-9235


<ご参考>

トラットリア・イル・パッチョコーネ(六本木通り)

東京都港区南青山6-15-8

03-5468-0555




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posted by 煩悩爺 at 23:45| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインと美食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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