2014年04月29日

Diplomaチャレンジと転勤


ご覧いただいております皆さま、ご無沙汰しておりました。


wsetIMG_3232.jpg


爺は2月末に勤務先の会社から辞令を受け、
この4月頭から福岡に赴任しました。

その関係で、辞令が出る前まで比較的順調に進めていた
"WSET Diploma Unit2" の勉強も、辞令の出た日の晩から
ぱたりと途切れてしまい、本試験のあった3月末までの約1ヶ月間
現在の仕事の引継ぎ、福岡での新業務の前任からの引継ぎ、
送別会・・と目まぐるしい毎日を送ったのでした。

4月に福岡に着任してからも、毎週のように出張が入ったり、
その合間に歓迎会やら飲み会やらで全く余裕が無く、
気がついたら4月も末になっていました。。。。

転居を伴う転勤は、やっぱり大変ですね。


さて、Unit2は葡萄作りからワインを作って出荷するまでのプロセス
について学ぶ内容で、大きく分けると”Viticulture”、”Vinification”、
”Maturation, Treatment and Bottling”の3章に分かれているのですが、
2月下旬までのviticulture からVinificationにちょっと入ったくらい
からの勉強が全く出来なくなってしまいました。

勿論、これは単なる言い訳です。


私なんかよりも本業で大変な重責を担いつつ勉強もしっかりとやって
おられる先輩も多数いらっしゃるので 、転勤ごときで勉強が途切れる
とは何と情けないことでしょう。。。。

しかし、私は極めて凡人ですし、もともとチャらく女子とワインを
楽しみたいと思っているうちに、いつの間にかWSETの世界に入ってしまった
場違いな奴なので、転勤ごときで勉強も途切れてしまうわけです。

ま、仕方ない、と自分に甘く許してやろうと思います。


ただ、約3分の1しか勉強していない状態ではありましたが、
3/29(土)午前中に東京APPで行われたUnit2のテストだけは
受けてきました。


受験料を払ってしまっていましたので、様子も知りたいと思ったからです。
それに、心の片隅に「択一だから、一通りスタディガイドを読んでおけば
何とかなるかも」という淡い期待があったのも事実です。

しかし・・・受けてみて、やっぱりその手の期待はDiplomaの場合、
全く通用しないことを思い知りました(笑)。

90分で100問の四択問題、55%が合格ラインです。

そう聞くと何とかなりそうな感じなのですが、4つの選択肢がなかなか
絞り込めない問題ばかりなのでした。

また、掲示された問題文について「正しい文はいくつあるか」
といった問題なので、しっかり理解していることが要求されており、
“まぐれ当たり”にはなかなかならないように工夫されています。


Level3 Advanced の時とのレベル感の違いを感じているうちに
試験の90分は終了・・・

間違いなく不合格を確信しました。

それも、単なる不合格の「failed」(45-55%)ではなく、
「failed unclassified」(〜45%)(=お呼びでない・笑)かも知れません。

次回は半年後なので、少しは時間もあるでしょうし
ちゃんとやろうと思います。


試験終了後、その日の午後と翌日曜「チュートリアル」が予定されて
いたので、受験仲間たちはすぐに午後のチュートリアルを受けるために
さーっと昼ご飯を食べに行ってしまいましたが、私は翌日引越の荷出し
だったので、チュートリアルには参加できず、東京APPの横にある
薬膳中華の名店「エッセンス」で一人ランチをゆったりと取って帰りました。


こちらは農林水産省の「料理マスターズ」にも選出された藪崎シェフのお店で、
夜はちょくちょく利用させていただいているのですが、
実はランチは初めてでした。

その後、帰宅してから荷造りがあるのでワインはさすがにお預け(笑)


waetIMG_3235.jpg


お昼も大変コスパが良くて美味しいことを再確認しました。
このランチコースは、(汁無し坦々麺、青菜と豚肉の炒め、二十四節気の薬膳スープ、
点心3種盛り、ご飯、デザート、ドリンク)で、なんとたったの1500円です。

有名なシェフがやっているような店でもランチはお弟子さんが作っていて、
シェフはいないことも多いようですが、エッセンスはランチもちゃんと
薮崎さん自ら作っています。

テストには打ちひしがれましたが、最後に薮崎さんにもご挨拶できたし、
なにより料理に癒されました


waetIMG_3255.jpg


そんなこんなで少々ブログ更新も滞りましたが、漸く生活も仕事も
軌道に乗りつつありますので、今後はWSET Diplomaのチャレンジの状況と共に
福岡・博多のワインや美食事情などを綴っていこうと思います。

Diploma Onlineも、Unit1が始まっているのにほとんどアクセスできていなかったので
連休中に少し取り戻そうと考えています。

よろしければまた今後ともご笑覧いただければ幸いです。







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posted by 煩悩爺 at 22:52| Comment(2) | TrackBack(0) | WSET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月09日

WSET DIPLOMA チャレンジ(その1)



英国の国際ワイン資格WSETのDiploma受験のための2年間の
必修コース、ロンドンのWSET本校からオンラインで発信される、
"Diploma Online Distance Learning 2014"が1月中旬から
スタートしました。 

WSET2.JPG

これから2年間、土日休日は家に缶詰になって勉強せざるを得ない状況に
自分を追い込んでみました(汗)。

2年間の全ての週に、既に学習テーマが決められており、毎週課題が与えられます。 
Online とはいえ全世界からアクセスする生徒は皆同期のクラスメートと
いうことになります。全部で多分100人強だと思います。

マジョリティは、やはり米国、ニュージーランド、ヨーロッパ各国で、
通いのクラスがある英国の人も結構います。 

第1週目の課題のひとつに「自己紹介し合う」というのがあったのですが、
いきなり皆さんハイテンションでした。 

自己紹介のメールが毎日50通くらい飛び交って、さながらスパムメールのようです。 

「俺はナパで旨いワイン作ってるんだぜ、イエーイ」とか
みんな、ニューヨークに集まってテイスティング勉強会やろうぜー、
遠方から来る奴大歓迎〜!
」とか
私はアルザスが大好きなのよん。他も知ってるけど、やっぱりアルザスの
テロワールが世界最高〜
」(多少脚色しています・笑)・・といった感じの
ポストが延々と続きました。 

日本人たちは、自己紹介を発信してたのが私も含め10人強でしょうか。
皆さんおとなしくて真面目な感じで、整斉と発言していました。
国民性って出ますよね。 

今までは週や月に何回とか定期的にスクールに通ってワイン資格の
勉強をしてきましたが、これからは集合の機会はほとんど無く、
孤独なオンライン上での勉強になります。 

オンラインでの学習はあまり大変なイメージがなかったのですが、
ところがどっこいめちゃくちゃ大変です。

課題に対するクラスメートのポスト内容が個人アドレスにメールされるので、
仕事中も飲んでいてもどんどん着信します。

開始以来、自己紹介を含めてずっとサイレントなクラスメートもいて、
アクティブな人は約半分50-60人くらいでしょうか。

それでも各課題についてクラスメートのポストがそれぞれメールで届くので、
自分がポストしていない課題はとても焦ります。 

WSET本部からは、週に10時間の学習が推奨されていますが、
英語ネイティブでない私などは20時間くらい必要なイメージです(汗)。

とりあえずは平日も朝早起きして2時間くらいの学習時間を確保して、
足りない分は土日に集中してやることにしましたが、
もう既に落ちこぼれ気味です(大汗)。 

WSEt1.JPG

どうしてこうも欧米系のクラスメートは、各課題について積極的に
発言できるんでしょう。
指示文などを読んでみてもイメージが沸きづらい
ところを、彼ら彼女らは延々と論議を続けています。 

ここ2週間くらいは、ブドウ木の仕立て方だとか台木の選び方だとかを
説明せよ、という日本人的には取り組みやすい課題が続きましたが、
今週からはいよいよグループ分けされて、そのグループの中で
ブドウ品種についてのプレゼン用ポスターを作る、という課題が出ました。 

ポスターは全員で作るようで、PREZI やグーグルの共有ドライブを
使うようです。
誰かが最初にテンプレートを登録して、そこに
グループメンバーがそれぞれ書き込んでいくようなイメージでしょうか。

グループの中で役割分担を決めろ、とも書いてあります。
日本人はとかく、この手のグループセッションには慣れていないので
気後れしてしまいますが、頑張ってついて行くしかないですね。 

こんなことで2年間のカリキュラムを完遂できるかどうか、
かなり不安ですが、とりあえず行けるところまで頑張ってみます。 



・・・私は本来、ブログタイトルのように、美女と一緒に旨いワインを
飲みながらチャラい生活を送るのが目標だったのですが、
いったい何やってるんでしょうね???(笑)



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posted by 煩悩爺 at 22:26| Comment(4) | TrackBack(0) | WSET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月23日

WSET Level3 Advanced 受験結果(および勉強法) 


10月20日に受験したWSETの結果の連絡がありました。 

何とか合格していました!  

数日前、まさにWSET前期クラスのワイン会忘年会があって、
その帰途メールチェックをしていたら、WSET事務局からメールが
届いており、試験結果について「合格」の連絡がロンドンから入った
とのことでした。 

通知書の現物を見ていないのでまだ半信半疑なのですが、
総合評価は「Pass with Distinction」(優良可でいうと、優)だった
とのこと。 

試験結果については2−3ヶ月後と聞いており年明けくらいかな
と思っていましたので、不意を突かれましたが嬉しかったです。 

このまま間髪を入れずに上位資格である「Diploma」に挑戦したい
と思います。

事務局からのメールの文面を見ると、1月から開講される
「Diploma」のOnline Distance learning コース」の申し込み期限が
迫っており、チャレンジする人はそちらに申し込んでください、とのこと。

エントリーするのであれば。年明けの1月6日までに、授業料などを
納付しなければならないようです。
それも、とりあえず納付する必要がある金額だけで約30万円です。

これにはテキスト代などは含まれていませんので、なんだかんだで
イニシャルコストは35万円程度になります。

(なお、この金額については、はじめ見たときは“うげっ”と思いましたが、
よくみてみると2年間にわたって詳細に組まれた毎週のカリキュラムやら、
それに対する指導なども含まれているので、日本のワインスクールよりも
安いと思います) 

どうも、そのタイミングの関係で合格者だけに早めにメールで案内を
送っているようでした。 

サラリーマンなもので、今後いろいろと環境の変化なども予定されている
のですが、迷わずエントリーすることにしました。

logo_details.gif

「Diploma」ホルダーや現在挑戦中の諸先輩方のブログなどを拝見すると、
今までのAdvancedの勉強法とDiplomaの勉強法は根本的にレベルが
違うようですが、Advanced 取得も決して簡単ではなく
ひとつのマイルストーンでもあるので、私がこの半年でどのように勉強したのか
ご報告しておきます。 

私も当初情報が無くて困りましたので、これからAdvanced を受験される方々に
少しでも参考にしていただければと思います。 

  ------------------------------------------------------------

まずは、4月から開始したJ-プレゼンスアカデミー(旧・JALアカデミー)
Advanced対策コースに参加して、だいたい隔週で行われる授業に通学しました。
(現在、このコースを受講するか、ロンドン本部のオンライン講座を受講することが
Advanced 取得の必須要件になっています) 

この授業の様子は過去のブログに書いた通りなのでご参照ください。 

私はクラスでも付いていくのがやっとで、出される宿題もなんとか“やっつけ”で
こなして提出するような状態でした。 

3ヶ月目くらいまでは「試験対策」がどこにも感じられないような授業スタイルだった
ので、だんだん不安になって先生に何度も聞いてみたり、ネットで情報を探したり
していました。 

WSETの試験に関する情報は本当に少なくて、通常の資格試験なら必ず
出回っている「過去問題集」とか「テキスト解説集」などは皆無です。

手元にあるのは、最初に配布されるテキストとスタディガイド、それと英文の資料が
数点だけでした。
調べても結局、どのような問題が出るのかといったこともいまひとつはっきり
わからない状態だったので、いろいろやってみて、最終的には以下の5つの方法で
知識を固めることに専念しました。 

@ JSA試験のレビュー (日本語) 

アカデミーデュヴァン(ADV)のテキストの復習とJSA教本のレビューを、
WSETのテキストとつき合わせてやりました。これで、かなり忘れていた
WE受験の際の知識の掘り起しを図りました。(JSA教本は最新のものを購入) 

英語ネイティブではない私にとって、原語のままでの大量の暗記は厳しいので。
また、日本語情報のレビューをしていく中で、ADVのステップ1のテキスト
基礎を押さえる意味では意外に使えることを発見しました。  


A キーワード集の作成
  
JSA試験の時の第一外国語は仏語でしたが、WSETは英語なので、
まずキーワードを押さえる必要があり、メモ用紙に英仏日のキーワードを羅列
させたものを作成、持ち歩いて暗記に努めました。 


B WSETテキストの写経(転記)
  
論述対策として、ともかくテキストとスタディガイドの主要項目を丸暗記すべく、
ノートにキーワードを抜き出しては要点を書き写しまくりました。

特にスタディガイドの例題と解答の転記は一番役に立ちました。
直前は、更に携帯用のメモ用紙にポイントを転記して暗記に努めました。
(もともと記憶力はダメなので、ホント苦労しました・・) 


C 地図の作成と暗記 

国ごとの白地図に産地名と土壌、主要生産品種などの特徴を記載した、
ひと目で地域の特徴が把握できるワインマップ」を作成して暗記に努めました。
(これはJSA受験の時にやって良かったので、WSET用にモディファイしました) 


D i-phone アプリ「WSET Test preparation and practice 
  over 800questions Level3」の活用
  
これはアプリ検索をしていて偶然発見したアプリで、オフラインでの練習が
可能です。
通勤時などの細切れ時間を利用してゲーム感覚で勉強できました
(マルチプル対策はこれだけしかやりませんでした)

ただし、たまに解答に間違いがあるので、疑問を感じたらアプリの解答を信用せず、
テキストで確認してください。
(知っている限り3問くらい明らかな解答設定ミスがありました) 

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これらの勉強に加えて、授業の予習復習(実際は宿題を含め復習が
主だったので予習はほぼ手付かず)と、授業の後に先生に口頭(日本語)で
質問したり、メールで質問したりして疑問点をクリアにしていきました。

思えば随分しょうもない質問をしていたように思いますが、講師のA先生は
懇切丁寧に回答してくれましたし、宿題のレポートなどについても、提出すると
長文のコメントを書いて返してくれたり、とても熱心に指導してくれました。 

  ----------------------------------------------------------------

テイスティングについては、授業の最初の頃に配布される「模範解答例」と、
WSET Level3のテイスティングシート表現集の暗記に努めました。

そのうえで、直前1ヶ月の週末には、自宅で5本程度の「練習用ワイン」を並べて、
「模範解答例」に倣ったテイスティングシートを作成する練習を続けました。
(うちに遊びに来たワインの先輩まで練習に付き合わせてしまいました・笑) 

  ----------------------------------------------------------------

結構大変だったこれらの勉強ですが、「辛い」とか「苦しい」と感じたことは
一度も無く、勉強することで自分の中で知識が深まっていくのが実感できて、
とても楽しく勉強を続けることが出来ました

恐らくJSAの試験の時よりも勉強したと思います。 

強いて言うならば、試験対策をどうしてよいのかわからず暗中模索の状態
だった頃が少し苦しかったでしょうか。 


後になって振り返ってみると、WSETの勉強法は「資格を取るための付け焼刃
の勉強」ではなく「真に実力をつけるための勉強」で、それまで付け焼刃的な
勉強になれていた私にとって、4月から始まった授業そのものについても
当初違和感がありました。 

しかしながら、回を重ねるうちに徐々にWSETの意図が理解できてきて、
最初の頃の違和感は自分の意識レベルが低かったからだということが
判ってきました。 

その成果として、実感できたのが「海外のワイナリーやワイン関係者と英語で
ワインが語り合えるようになった」ことです。
(勿論まだほんの少しずつですが・笑)。 

試験の1ヶ月ほど前に、BB&Rのサイモン・フィールドMWが主宰した
ワイン会に参加した時に、供出されたワインについて細かく質問ができ
会話を続けることが出来ました。

また、その流れでその後シャンパーニュのメゾンを紹介してもらったり、
私の主宰するワイン会で供出するワインを選定してもらったり、ということにも
繋がりました。 

それから、先日シャンパーニュのメゾンを訪問した時も、今までよりも
だいぶ突っ込んだ話をメゾンの方々とすることが出来ました。 

WSETを受講したことによって、日本語だけのワインの世界にいた時に比べて
世界が劇的に広がりましたので、ワイン愛好家の方々全てにお勧めしたい
プログラムです。 

今後、Diploma挑戦を機に更に研鑽を続けて行きたいと思います。 

いろいろとご心配いただき、アトバイスをいただいり、練習にお付き合い
いただいた皆様には心から感謝しております。 

(また長文になってしまいました。最後までお読みいただき有り難うございました!) 


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posted by 煩悩爺 at 10:12| Comment(2) | TrackBack(0) | WSET | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする