2016年11月28日

シニア(エキスパート)受験を終えて (その1)


=シニアワインエキスパート合格しました=


皆様、本当にご無沙汰しておりました。

爺はこの春に福岡から東京に戻り、水面下で地味に過ごしておりました。

東京に戻ってからの半年は公私共にいろいろなことがあって、なかなか腰を落ち着けて
ブログを投稿する余裕が無く、気がつけば今年ももうあと僅か・・
浦島太郎になったような気分です(笑)

でも、ワインのお陰でしっかり幸せに暮らしております。


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余裕がなくなった最大の理由がこれ、シニア受験でした。

今年、エキスパートを取ってから5年経ち、シニア資格が受けられるようなったので、
チャレンジしてみました。

去年まで二次試験までで決着が付いていたのが、三次試験が新設されて初年度だったので、
どんな感じになるのかわからずやや不安でしたが、何とか通過しましたのでご報告します。

一気にお話しすると長くなりますので、二回に分けて話します。


一次試験 8/24 筆記(択一式)

二次試験 9/21 テイスティング 4種のワインと1種類のワイン以外の酒のブラインド

三次試験 11/4 小論文


エキスパートは、従来二次試験でテイスティングと論文を一緒に実施していたのを分けた形です。
(論文で落ちるって出来れば避けたいですよね。)

ただし、昨年まで二次試験で落ちた場合、翌年1回のみ再チャレンジの際に一次試験が
免除になっていたのが、今年以降は落ちた試験から3回の再チャレンジが可能になりました
これで大分精神的なプレッシャーは軽くなったように思います。


受験対策としては、私はエキスパートの一般資格(シニアと区別するために「一般」と呼びます)を
取った時にお世話になったアカデミーデュバン(ADV)にシニアコースがあるので、
とりあえず申し込んで通うことにしました。

福岡から3月末に東京に戻って、さてどうしたものかと考えた時に、4月から通える講座で
思いつくところがADVしかなかったんです。今にして思えば他にもあったのですが。


ADVのシニア講座は所要2時間のうち前半1時間、テキストの重要項目をチェックすることが主で、
正直なところあまり知識面では役に立った実感はありませんが、
後半の1時間は出題されそうなワインの比較試飲でしたので、
そちらの方は鈍っていたテイスティングスキルを調整するのに役立ったと思います。


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どんなに良い講義を受けたとしても、結局自分である程度自発的に勉強しないと
試験なんて突破できないですし、「シニア」という称号をもらうことが目的ではなく、
勉強してシニアレベルの見識を身につけることが本来の趣旨だと思います。

そういった観点から、ADVの授業に定期的に通ったことは、授業の内容とは関係なく
自身の学習のマイルストーンになりましたので、それはそれで良かったと思っています。


授業は4月から8月の頭までほぼ隔週でありました。
週明け月曜の19時から21時まで。

なかなか仕事を切り上げて表参道に向かうのはきついものがありましたが、
休んだのは会社行事があった1回だけでした。


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毎年6月にJSAが主宰する「フォローアップセミナー」という1日がかりの行事があります。

これはワイン業界の旬な話題をJSAの理事の方々がプレゼンしてくれて、
講義だけでなくテイスティング練習もやってくれるというもので、
その年のシニア試験の問題もその中から出題されると言われています。

ソムリエ協会として重視している旬な話題を講義してくれるわけですから
出題されやすいのは当然ですよね。

勿論これには会社を休ませてもらって参加しました。

講義は、石田博さん(JSA副会長)と森覚さん(JSA技術開発部長)という
本年の世界最優秀ソムリエコンクール出場者のお二人が担当してくれて、
非常に充実したセミナーでした。

思い返すと、確かにこのセミナーで話されていたことが本当に数問出題されました。


一次試験はJSAの教本だけでなく、広く世界中のワイン業界に関する話題
出題されます。

ですから教本を勉強するのは大前提で、更にそれ以外ということですから範囲は某大です。

過去の問題を見ても、ここ数年特に問題の難易度が上がっています

といって、勉強しないわけにもいかないので、私はとにかく教本の重要と思われる箇所について
記憶を心がけました。
(勿論、世界中の産地が対象ですから、あの分厚い教本を読むだけでも大変です)


実際の一次試験では、感覚的に7割方が教本から出題され
残りの教本外からの出題には、全く見たことも聞いたことも無いような問題が
並んでいました。(正確な量感割合は数えていませんのでわかりませんが)

難易度は、難しくなったといわれていた昨年と同レベルか、
更に上がったのではないかと思います。

あまりに出来なくて一次試験が終わった瞬間に落ちたことを確信したのですが、
数日後結果発表を見たら何と通っていました

後日自己採点してみたら65%強正解していましたので、
教本からの出題部分は概ね出来ていたことが勝因だと思います。

振り返ってみると、今回JSAの教本を必死に覚えようとしたこと
非常に良かったと思います。

私はエキスパートの一般資格を取った後、しばらくWSETの勉強をしていましたが、
WSETはどちらかというと暗記よりもロジック、「原因と結果」を重視する傾向が強い
こともあって、知識面が疎かになっていたかもしれません。

だいたい、「寄る年波」で頭はどんどん老化しています(笑)

そこで、今回かなり知識を入れようと心がけましたので
昔覚えて完全に忘却していた知識が、しっくりと固まったような気がします。

またWSETのアプローチとJSAのアプローチは違うので、両方勉強したことに拠って
いろいろな項目で理解が深まった感覚がありました。


とりあえず,第1回のご報告はこの辺で。

二次試験と三次試験の勉強については次の回で報告します。
しばらくお待ちくださいね。




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posted by 煩悩爺 at 00:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインスクール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月30日

「アカデミー・デュ・ヴァン」B級グルメ・マリアージュ講座 by 葉山考太郎先生


アカデミー・デュ・ヴァン(青山にあるワインスクール)の研究科コース
参加レポート


私は、JSAソムリエ試験受験以来、ここ数年ワインスクールに通っていなかった
ので、そろそろまたスクールに通おうかな、と考えて決めたのが、
ワイン関連の文筆家でも有名な葉山先生の講座で、全4回のほぼ単発に
近いコース「B級グルメ・マリアージュ講座」です。 

先生の作品の中でも特に有名なコラムは、あの「神の雫」の巻末に寄稿している
「ワイン色の下心」で、このコラムを見てすっかりファンになっていた私は、まだ
席が空いていると聞いて、すかさず申し込みました。 

クラスの人数は8人、先生の他に男性は僅か2人、他は妙齢の女性で
しかも全員が揃いも揃って美人系ばかり。 
それだけでも大変得をしたような気分になります。
ワイン好きの女性は何故か美人が多いんですが、何故なんでしょう。


授業は、ワインから連想するフレンチなどの洋食ではなく、普段我々が口に
するようなデリバリーものやファーストフード、スーパーのお惣菜といった
「B級食材」とワインを合わせてみよう、というもの。 

結局実質2ヶ月4回完結の講座で本ブログに掲載させる前に終了してしまい
ましたが、備忘も兼ねて簡単にご紹介しておきます。 

第1回目(1/29) デリバリー中華お惣菜とのマリアージュ 
<デリバリー“チャイナクイック”からの12種類のお惣菜とワイン10種類> 

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味噌系にはシラー、薄味系にはリースリングが合うことが判明しました。 



第2回目(2/26) デリバリー・タイ料理とのマリアージュ 
<デリバリー“オリエンタル・デリ”からの12種類のお惣菜とワイン10種類>

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新世界シャルドネとゲヴェルツトラミネールが、タイ料理特有の唐辛子の辛さを
和らげることが判明しました。 



 第3回目(3/12) 高級スーパーお惣菜とのマリアージュ 
<スーパー紀ノ国屋青山店で買い込んだ16種類のお惣菜とワイン10種類> 

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高級食材は全体的に甘めの味付けが多く、やや甘味が残ったワインが合いました。
ウナギの蒲焼にはジンファンデル、ポテトサラダにはゲヴェルツ、キンピラには
シラーなど、意外な組み合わせもいけることが判明しました。 



 第4回目(3/19) デリバリー・インド料理とのマリアージュ 
<デリバリー“ムンバイエキスプレス”からの15種類のお惣菜とワイン10種類>

IMG_1936.jpg

予想通り、インド料理にはインドワインの「スーラ」の赤・白がよく合いました。
そのほか、意外だったのが、シュナンブランやリースリングなどが、タンドリーチキンや
サモサに合うことが判明。酸がインド料理の味わいの中にある酸味とよく合うん
でしょうね。


ということで、僅か4回でしたが、非常に濃い内容の講座で、料理の味わいの
中にある要素と、ワインの味わいの特徴の組み合わせについて、飛躍的に理解を
深めることができました。

変化球系のワイン講座をお探しの方は、是非検討してみてください。





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posted by 煩悩爺 at 14:24| Comment(0) | TrackBack(0) | ワインスクール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする