2015年05月02日

新ワイングッズレポート(2)「DENSO ワインセーバー」


前回は開けたてのワイン(特に赤)を美味しく飲むための
グッズを紹介しました。

今回は美味しく飲んだ後、残ってしまった時に
その美味しさをしばらくキープしておくための
グッズをご紹介します。


1本くらい飲みきれるお酒に強い方でも、
一晩に複数本のボトルを開けてしまうと、
なかなか全部を飲みきるのは厳しいと思います。

爺も一度に何種類か飲みたい方なので、
保存グッズには今まで結構拘ってきました。

今回ご紹介するグッズも、ある方から紹介してもらって。
新しモノ好きの爺は思わず入手してしまったものです。


IMG_4688.JPG


いわゆる皆さんお使いの「バキュバン」の電動版です。
(手動式のバキュバンはワイン好きの家庭ならば、
だいたいどこの家にもありますよね)


しかも、それを作ったのが、あの世界のトヨタ自動車さんの
関連会社である「デンソー」さんです。
デンソーさんも、自動車部品業界では世界No.1ですね。


自動車部品を作る会社が何故ワインセーバーを作るのか、
という疑問はありますが、多分社内のワイン好きの方が
当初は趣味で作ったものが、何故か商品化されてしまった
のではないかと思います。

そういった遊び心、素晴らしいですね。


でも、真空にする技術力や壊れにくさは企業イメージからも
保証されています。


飲み残しのワインを保存するためには、窒素ガスを封入するか
真空にするか、どちらかの選択になるのですが、
私は保存効果としては窒素ガスの方が上ではないかと思っています。

「真空」とはいっても、いつも酔っ払った状態で手動「バキュバン」で
シュポシュポと作業するので完全な真空にはならず、
微量の酸素はどうしても残ってしまうはずなので、
緩やかに酸化は進むことになります。


それに対して、窒素ガスを封入する場合、比重の関係で
酸素とワイン液面の間に窒素が存在しますから、
ワインに酸素が触れることなく酸化も進まない、というのは
理系出身ではない爺でも理解できます。


その代わり、窒素ガスは結構高価です。
私が使っている「プライベートプリザーブ」は、
安売りのお店で買っても1700円程度します。


IMG_4706.JPG


説明書を読むと「90回使用可」と書いてあるのですが、
そんなには持ちません。

シュッと少しだけ噴射すればいいのでしょうけど、心配で
どうしてもついシュ〜〜〜〜♪、とやってしまいます(笑)

ということで、コスト的には少し高くつくことを考えて、
私は繊細なワインの保存には窒素ガス、普段飲みの
安旨系ワインにはバキュバンを使うようにしていました。


この電動バキュバン「デンソー ワインセーバー」は、
電動で真空にしてくれる優れモノです。


100%真空というのはなかなか難しいでしょうけど、
手動でやるよりも確実に空気を抜いてくれるでしょう。


また、機能としては「ワインボトルの中を真空にする」
ということだけですが、このセーバーはデザインが秀逸です。

初めて見た時は、UFOのようなイメージでした。


それから動作表示が見ていて楽しいです。

トップの少し下に線状のLEDが組み込まれており、
セットするとまずLEDがゆっくり点滅を始めます


その点滅が次第に早くなり、最終的にはずっと点灯状態になります。
点灯状態になると「中が真空」ということなのだそうです。



今まで「飲み残し」には何故かちょっとした罪悪感があったのですが、
こいつを入手してから飲み残してピコピコやるのが
楽しくなってしまいました。


ということで爺は、これを考えた技術者の方に喝采を送りたいと思います。

複数本のボトルを開けたい物ぐさの方(笑)にはおススメです。


といっても、何せデンソーさんが作っている商品なので、
まだまだ一般のワインショップではお目にかかりませんので、
どこで入手するかわからない方も多いかと思います。


アマゾンでも買えますが、このグッズを紹介してくれた爺の友人で
元BB&Rの在日代表だった方がやっているワイン商「インテグリティ
でも取り扱っています。

先日まで、インテグリティではボルドーのファインワインと
このセーバーのセットなども販売していましたので、
興味のある方は是非覗いてみてください。 → インテグリティのサイトへ

なお商品パッケージには駆動用の電池が同梱されていませんので、
購入される方は別に単3乾電池を2本用意してください
(このあたりが素気ないというか、家電メーカーと違うところですが・笑)


            <同梱物>

IMG_4689.JPG


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2015年04月30日

新ワイングッズレポート「全米No.1のデキャンティングポアラー”ベイジリー”」

月日の流れというものは本当に早いものですね。

前の記事を書いたのが2月の中旬だったのに、気がついてみればもう4月も終わりです。
さすがに怠慢なブログ更新もそろそろやらないといけないな、ということで
今回はワインを美味しく飲むためのグッズをレポートします。

飲む際によりワインを美味しくするためのグッズと、
飲み残したワインを劣化させずに保存するためのグッズ
について,2回に分けてレポートします。


まずは、前提となるワインと酸素の話をしましょう。

ワインは酸素の力によって「酸化」することで美味しくなりますが、
逆に酸化が進みすぎると不味くなるという性質を持っています。

開けたてのワインは、酸化が進んでいないので酸化を促進させるようにしますし、
保存する際には酸化を抑制しなければなりません。

世の中のワイン好きは皆さん、この「酸化」という自然界の摂理を
上手くコントロールしてワインを愉しんでいるんですね。

折角生産者の皆さんが精魂こめて作ったワインですから、美味しく飲んであげないとね。


<新型デキャンティングポワラー「ワインエアレーター“ベイジリー”」from USA>


重めの赤ワインなどでボトルを開けてすぐに飲むとタンニンがこなれておらず
渋みを強く感じることがあります。
この状態を、ワイン関係者は「閉じている」「開いていない」などといった言葉で表現します。

この状態を改善するために、「デキャンティング(ワインをボトルからデキャンターに
移し替えること)」を行ったり、抜栓してから時間をおいて飲む、といったことが
昔から行われており、これもワインの酸化を促す行為です。

それを簡単に出来るようにしたのが、「デキャンティングポワラー」という代物です。

これは、ワインボトルの口に装着し、グラスに注ぐ際にポワラーの中の構造によって
空気とワインがたくさん触れ合うようになっています。

爺はいくつかのタイプを持っているのですが、先日、知人から新しいタイプの
デキャンティングボワラーの輸入を始めたとの連絡を受け、早速に取り寄せて
使ってみました。

商品名は、ワインエアレーター“ベイジリー”で、
現在全米で売上No.1とのことです。

まず、ビジュアルはこんな感じです。


IMG_4699.JPG


従来型と比べると細長くてスタイリッシュな印象です。


                   <奥が「従来型」のポアラー>

 IMG_4691.JPG


この手のグッズは、ビジュアルや使いやすさも大切ですね。

ワイン仲間やワイン初心者の女子を招いた時に、垢抜けないデザインのグッズを
使用するのは失格です。
その観点からは、このポアラーはスタイリッシュでまずまず合格です。


では、本来の機能としてはどうなのでしょうか。
私もとりあえずこういった場でお伝えするからには、と
ちゃんと比較テイスティングをやってみました。

まずは実験に当たってワイン自体がそれなりに美味しいワインでないといけないので、
こいつを選定。

ボルドーのシャトー・モンペラ2011年です。


IMG_4703.JPG


ベストセラーワインコミック「神の雫」で紹介されたこともある、
メルロ主体のコスパ抜群激旨ワインです。

造り手のデスパーニュ家がかなり上手く造ってあるので、
2011年くらいでしたらそのまま飲んでも美味しいのですが、
果たしてポワラーでどのくらい違うのでしょうか。

私自身こんな比較は今までやったことが無いので、ちょっと興味がありました。


IMG_4705.JPG


@ボトルからそのままA従来型を装着してB新型ポワラーを装着して
それぞれ、ちゃんとテイスティンググラスに注ぎました。

ブルゴーニュグラスには、新型ポワラーからです。

まず、装着して注ぐ感覚からして、従来型とこの新型は違います。

従来型は、ポワラーの中でワインが踊るような手ごたえがあって、
注ぐ際にも少し抵抗感があります。

新型は、細長いせいか僅かな抵抗感はありますが、よりスムーズに注ぐことが出来ます

したがって、従来型は注ぐ際にグラスの中でしずくがハネて、
グラスの内壁にたくさんの飛沫が付きますが、
新型は比較的おとなしく液体がまとまって落ちて行きますので、
さほどグラス内壁への飛沫はありません

エレガントな感じですが、その分酸化作用が弱いような印象もありました。

そして、自作のポロネーズパスタとグリーンサラダをつまみに
いよいよテイスティング開始です。

IMG_4707.JPG


ちなみに、このポロネーズはイタリアンの名店「ラベットラ・ダ・オチアイ」
落合シェフのレシピで,最近爺が気に入って頻繁に作っているものです。

で、テイスティングの結果は以下の通りです。


@ ボトルからそのまま、・・さすがの完成度の高さです。
 何も手をかけなくても十分美味しく飲めます。
 タンニンがざらつく感覚もなく、スムーズに味わうことが出来ました。

A 従来型を装着して、・・・とはいえ、やはりポワラーを装着して
 注いだワインの味わいは違いました。何も装着せずに注いだものと比較してみると、
 結構タンニンがまろやかになっています。もともと美味しいワインが、
 更に美味しくなりました。

B 新型ポワラーを装着して・・こちらも、しっかりタンニンがこなれていました。
 注ぐ感覚がかなりスムーズだったので、酸化作用が少し弱いのではないかと
 やや心配しましたが、全くそんなことも無く、ちゃんと仕事をしてくれていました。 


では、A従来型とB新型のどちらがいいのか、と問われると、私にはこの2つのポワラーの
味わいの差を感じることは出来ませんでした。

こういった製品は効果があるかどうかが重要なので、とりあえずは
差が無くても問題ないと思います。

どちらもしっかりとデキャンティングをしてくれることは間違いありません。

むしろ、違う形状のグラスの方が味わいの差をはっきり感じました。


本製品は、アマゾンで購入することが出来ます。(2,980円)

また、少し前に知人のところで本製品の「無料モニター」を募集していましたので、
もしご興味ある方は問い合わせてみてください。(2015年4月現在)

詳細は以下のリンクからツイッターを覗いてみてください。



次回は、ワインの保存に役に立つグッズをご紹介します。



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