2017年07月23日

初夏の庭園でシャンパーニュを楽しんだりするワイン会2017@綱町三井倶楽部


<久々に更新しました!>

決して「夜逃げ」したとか「大病を患って」病床にいる、
というような事情もありませんが、当ブログの更新がなかなかできておりません。

ここ1−2年ほど、更新が途切れがちなので
ご心配頂いている方がもしいらっしゃったら恐縮ですが、
爺はそこそこ元気に毎晩飲んだくれて、酔いつぶれております(笑)。
(単にものぐさなだけです・・)

SNS全盛のスピード感の要求されるこの時代に、ここまで更新の少ない
脱力系のブログを続けているのもやや勇気がいるのですが、
自分の老後の楽しみの意味も含めた備忘録としての存在感も有ろうかと思っています。

ということで、引き続き爺の戯言に付き合っていただければ幸いです。

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さて今年2017年、関東は大した雨も降らないうちに梅雨明けしてしまいましたが、
ちょうど6月頭、梅雨入りした直後に綱町三井倶楽部
初夏の庭園でシャンパーニュを楽しんだりするワイン会2017
という会を主宰しました。


こちらの会場は何度も当ブログでご紹介しており、
食事も美味しくサービスも最高なので、
ワイン会の舞台としては、非日常感を味わえる素晴らしい場所の一つです。


IMG_0548.JPG

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数年前にやはり同じ時期に同趣旨の会をやったのが
印象に残っておりまして、単純に一年で最も日が長い時期に
夕暮れの庭園でまた仲間と泡(シャンパーニュ)を飲みたいな、
という衝動に駆られて企画しました。

当日、予報では終日雨となっていましたが、
私の相変わらずの「スーパー晴れ男」パワーで
見事に晴らしてみました(笑)

            <雨の予報に反して、この快晴度合はビックリです>
             しかも、日が長いので18時でも、この明るさです。
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            <暮れなずんで電灯が点き始める本館>
             これが18:40くらいです
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以前はこちらでワイン会を催す時はBB&RのMWに
ワインセレクトをお願いしたりしていましたが、
ここ数回は当館のシニアソムリエのS氏と私で
料理と照らし合わせてワインを選ぶようにしています。

お料理の写真があまり撮れてないのですが、
料理とワインのマリアージュは以下の通りでした。


1.(庭園にて) シャンパーニュ ブランドブラン NV
 Domanine Guy Larmandier, Champagne Grand Cru Cramant Blanc de Blancs Brut

初夏の汗ばむ気候では、やはりブランドブランのすっきりした味わいが
合うかと思い、クラマン村のGC、ギィ・ラルマンディエをセレクトしました。


2.食事スタート(野菜のパルフェー) シャンパーニュ ブレンド NV
 Phal B. de Beaufort, Grand Cru Extra Brut

野菜の甘味が感じられるパルフェ(パフェ)には、
少し辛口のシャンパーニュを合わせてみました。
このドメーヌはクリュッグに納入しているブドウ農家で、
2009年から自社でもシャンパーニュ造りを始めた秀逸な造り手です。
このドメーヌには昨秋訪問してきました。


3.白1(ビシソワースに合わせて) マコン・シャルドネ ドメーヌ・ボワイヨ 2015
 2015 Macon-Chardonnay, Le Berceau, Jean Marc Boillot

シャルドネの起源と言われている「シャルドネ村」のベルソー(”ゆりかご”の意)という畑のものです。
まさに、これぞシャルドネ、という味わいです。
名門のボワイヨが最近入手した畑とのことで、日本輸入の初ビンテージです。

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4.白2 (魚介の煮込みに合わせて) トスカーナ・ベルメンティーノ 2012
 2012 VERMENTINO, BIBI GRAETZ, IGT Toscana

アクアパッツァ(魚介の煮込み)には中部イタリア・トスカーナの誇るミネラリーなワイン
「ベルメンティーノ」を合わせてみました。


5.赤1 (カナール/鴨のローストに合わせて) シャンボールミュジニ 村名 2014
 2014 Domanine Sigor, Chambolle Musigny

フレンチの王道「鴨のロースト」には、
シャンポールミュジニー村で秀逸なワインを造る女性醸造家の作品を。
このドメーヌにも、昨秋訪問してきました。

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6.赤2 (鴨からチーズに合わせて) バローロ 7つのクリュのブレンド
 2012 Barolo, Paolo Scavino DOCG

食事の余韻に浸りつつ、モダンバローロの旗手、
パオロ・スカヴィーノの造る逸品バローロと
チーズ盛り合わせを楽しんでいただきました。

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7.デザート シェリー モスカテル 極甘口
 Emilio Lustau Moscatel Emilin Solera Reserva

デザートに合わせると、極甘口のシェリーは絶妙です。

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食事の後は、「東洋一」と呼ばれるワインセラーを見学させてもらったり、
歴史的建造物の本館の中で、記念撮影などしてからお開きとしました。

            <圧巻のワインセラー>
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            <宴はお開きになり、ゲスト退館>

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            <本館のメインロビー>
            結婚式の際には新郎新婦がこの階段から降りてきます>
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こうして、約40名のゲストと共に、非日常な夜を過ごすことができました。
たまに着飾って美味しいものとファインワインを楽しむと
明日への活力が沸いてきます。

なお、今回のワイン手配においては、元BB&R日本代表の清水氏が
独立して立ち上げたワイン商「インテグリティ」から3種類ほどワインを
手配させていただきました。

いずれも、昨年11月のブルゴーニュ出張に同行させてもらった時に訪問した
ドメーヌのものです。

2.Phal B. de Beaufort, Grand Cru Extra Brut
3.2015 Macon-Chardonnay, Le Berceau, Jean Marc Boillot
5.2014 Domanine Sigor, Chambolle Musigny


どれも素晴らしいワインですので、
ご興味ある方は是非インテグリティのウェブサイトをチェックしてみてください。



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posted by 煩悩爺 at 23:32| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月31日

MWセレクトの極上ワイン会@綱町三井倶楽部


MW(マスターオブワイン)セレクトのワインと伝統的フレンチのマリアージュの妙

もう1ヶ月ほど前の話になってしまいましたが、
しばらくぶりに綱町三井倶楽部でワイン会を開催しました。 

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前回は昨年の初夏だったので、あっという間に1年半ほど経っていました。 

こちらは、三田のイタリア大使館の前に位置する、かつての
三井財閥が大正時代に迎賓館として建造した施設で、
いまだに広大な日本庭園を持ち、都会のど真ん中の別世界です。 

今年は夏から秋にかけて、今年のJSA試験組の人たちと一緒に
テイスティングの練習会をやっていたので、お互い試験の後に
お疲れ様会をやりましょう、という話になったのが今回の企画の
始まりでした。 

それでは、ただ何となく開催するのもつまらないと思ったので、
先日知り合ったBB&Rロンドン本社のマスターオブワイン(MW)に
ワインのセレクトのアドバイスをお願いできないかと考え、
BB&R日本支社を通して相談したところ、本当にアドバイスを
いただくことが出来ました。 

ワイン選定についての経緯は以下の通りです。 

@ メニューについて、内容詳細(食材・使用している調味料や
 ソースのベース)を綱町三井倶楽部のシニアソムリエS氏に
 確認してもらい、まずS氏と私で料理各皿に合わせたワインに
 ついての基本品種・産地のだいたいの方向性を打ち合わせて決定 

A メニュー内容詳細を私が英訳して、S氏と決めた品種・産地の
 アイデアと共にBB&R日本支店に打診。 

B BB&R日本支店で、リクエストの範囲に入るワインで在庫が
 あるものを数種類ずつピックアップして、メニューの英文詳細と共に
 在ロンドンのマーク・パードゥMW、サイモン・フィールドMW両氏
 送付して、セレクトを依頼。 

C サイモン・フィールドMWから最終セレクトの返信があって最終決定。 

このようなプロセスを経て、料理に合わせたワインが決定したので、
早く味わってみたくて当日が楽しみでした。 

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当日集まっていただいたのは、私のワイン関連の取り合いばかり30数名。

いつもワインをご一緒する友人たちに、計画を話したところ、あっという間に
30人以上の参加希望者が集まってしまい、あまり話しを広げられませんでした(汗)。 

料理とワインの組み合わせは以下のようなものでした。 

1.Welcome and Starter Champagne 
 Champagne R&L Legras, Blanc de Blancs
 

・サイモン・フィールドMW推奨で、先日エペルネ訪問の際にもお世話になった
メゾンのものです。
すっきりとしていながら芯が強く、アペリティフとしても楽しめるうえに
一皿目の「脂ののったカツオ」にも合いました。 


2.戻りガツオのカルパッチョ
  
 Champagne R&L Legras, Blanc de Blancs と共に
  
 2011 Berrys' Meursault, Guyot-Javillier
 
・BB&Rのムルソーはしっかりしたボディを持ちつつ、合わせられる料理も
非常に幅が広い秀逸なワインだと思います。
この組み合わせも、その上品な樽のニュアンスが、カルパッチョにかかっている
ソースに含まれるガーリックの香りと素晴らしいマリアージュです。 

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3.人参のオレンジ風味ポタージュ 
 2009 Puligny Montrachet, Les Chalumeaux 1er Cru, 
 Maison Roche de Bellene

・若々しいピュリニの柑橘系のアロマが、ポタージュスープのオレンジの香りと
絶妙にマッチしていました。 

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.クラブケーキ 
 2008 Pommard, Clos des Epéneaux, 1er Cru, 
 Domaine Comte Arman
 
・ここで、魚貝なのですが赤が出てきます。
コントアルマンのクロデゼプノーは、男性的と評されることが多いポマールにしては、
とてもエレガントなワインで、コロモの部分のカリッとした食感とベシャメルソースに
とても合っていました。  

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5.仔牛ヒレ肉のソテー ザンガラ風 
 Rhône 2007 St Joseph Rouge, Le Paradis St Pierre, 
 Domaine Coursodon 

・今回、牛ヒレのソテーに合わせたのは、北ローヌ・サンジョセフのシラー。
この作り手のクルソドンも、サイモン・フィールドMW推奨で、シラーのイメージが
覆るようなエレガントなワインでした。
ソースのベースであるマデイラ酒の香りとシラーのややスパイシーなアロマが
絶妙なコンビネーションでした。この組み合わせも素晴らしかったです。
(写真を撮り忘れました・・) 


6. デザート盛り合わせ 
 1996 Ch. Guiraud, Sauternes

・素晴らしい貴腐ワインは日ごろの疲れを癒してくれます。
ディナーの締めくくりは、デザートと極上の貴腐でした。 

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以上、食事もワインもとても楽しむことが出来ました。 
ワインセレクトは、”みごと!”といったところでした。

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さすが、世界で僅か300人しかいないワイン業界の最高峰MWの実力を
あらためて体感することが出来ました。

いつの日か、私自身もこうやって皆を唸らせるような素晴らしいワインを
すらすらと選べるようになりたいものです。

研鑽あるのみですね・・。


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posted by 煩悩爺 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする